“もしも”遊び
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ま、それは置いといて…じゃあ次は…」
その時、シャチの肩にポン、と手が置かれた。
「…何の話してんだ?」
『「………え゙………」』
シャチと二人、恐る恐る振り返るとそこにいたのは、さっきまでペンギンと話していたはずのローで…
「随分と楽しそうだな、俺も混ぜろよ。」
そう言ってローはニッコリと笑った。
その笑顔はさっき二人で想像してた“爽やかなロー”の笑い方そのもので……
……な、なんでだろ…実際に見ると物凄く怖い!!!
「こ、これは、まず桜が言い出した遊びで、」
『あ!!シャチずるい!!だいたいシャチが暇だって言うから…!!』
「……うるせぇ。」
『「す、すみませんでしたー!!!!!」』
命の危険を感じた私達は、謝ったと同時に走り出した。
と、とにかくここは逃げ出さないと…!!
「“ROOM”…“シャンブルズ”」
『え゙』
ローが能力を使った瞬間、私は彼の真横に移動していて…私がさっきまでいた位置にはローの帽子が落ちていた。
「…桜。」
『すみません土下座でもなんでもしますから無駄に色っぽい声で囁くのやめて下さい。だいたい、何で私だけ…!』
「あ?てめぇが最初に言い出した遊びなんだろ?」
『そ、それは…えっと…ほら!ち、違うローも見てみたいなぁーって!!』
そう言うと、一瞬ローの動きが止まった。
そして次の瞬間、私の身体は浮遊感に包まれる。
『ふぇ!?』
「…なら、」
私が驚いたと同時にローの顔が近づいてくる。
そして額にキスを落とした後、固まる私に色気3割増しの声で囁いた。
「今日はいつもと違う愛し方をしてやるよ、オヒメサマ?」
…もうあんな遊び絶っっっ対しない!!!!
“もしも”遊び
(こんな危険な遊びだとは思いませんでした。)