“もしも”遊び
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あれから数日が経ち、体調も戻り以前のように仕事(ローのお世話係や雑用)が出来るようになったある日。
甲板でベポとひなたぼっこしていたらシャチがやってきた。
「何やってんだよ、お前ら。」
『「暇だからひなたぼっこ。」』
「うわー、なんだろ。この空間すっげぇ癒される!俺も混ぜろー!!」
『わぁ!?』
「シャチ重いよー!」
「うるせー!暇なんだよ構え!」
『「うわめんどくさ。」』
「ひでぇ!!」
あからさまに落ち込むシャチが可愛くて、ベポと二人でこっそり笑い合う。
…と、その時他のクルーに呼ばれてベポが行ってしまった。
『あぁ、私の癒しが…』
「あー、わかるわそれ。ベポは喋らなきゃ本当癒しだよな。」
『…意外と声低いからね。』
「んなことよりさー、暇!なんか面白い事ねぇの??」
シャチの言葉に少し考える。
…ふと、視界の端に捉えたのはペンギンと話すローの姿で…あ、面白い事思いついた。
『…じゃあさ、“もしもローが○○だったら”って色々想像してみない?』
「?例えば??」
『例えば…んー…“もしもローがスプラッタ系が苦手だったら”』
「“ROOM”…ぅわわわわ!!や、やっぱ俺こういうの駄目だわ!!(慌ててペンギンの後ろに隠れる)」
「ちょ、シャチ!ペンギン!!なるべく血が出ないように殺れよ!!(ベポに隠れながら指示)」
「“メス”…うわぁぁぁ心臓気持ち悪いぃぃぃ!!!(涙目)」
「…ぶふぉ!!そんな船長嫌だわ!!つーかその船長よく医者になれたな!!」
『し、しかも悪魔の実の能力、自分に合ってなさすぎだよね!!』
シャチと二人でお腹を抱えて笑い合う。
…うん、こんなロー絶対嫌だ…!!
「じゃあさ、“もしも船長が甘えん坊だったら”は?」
『ローが甘えん坊…?』
「なぁシャチ…俺がパン嫌いなの知ってるよな…?…頼む、食べてくれ(ウルウル上目遣い)」
「桜、ギューってしろ。(頬を膨らませてこっちを見てくる)」
「…一人じゃ寝れねぇ…。(服をギュッと掴んでくる)」
『…っぶ!!無いわー!』
「あの船長が涙目上目遣いとかマジ無理!!」
『次は、“もしもローが超爽やかだったら”!』
「…爽やかな船長…?」
「おはよう!今朝も良い朝だな!(キラキラ笑顔)」
「ははは、やめろ、くすぐったい!(子犬と戯れる)」
「こらシャチ!つまみ食いはダメだって言ってるだろ?(超爽やか笑顔)」
「ぎゃはははは無理無理!!そんなん船長じゃねー!!」
『…ローは格好良いから、爽やかでも似合うと思うんだけど…なんだろ、なんかすごい違和感…』
「…お前さ、サラリと惚気てくるよな。」
『え?』
何故かシャチに呆れたように溜め息をつかれた。…私が惚気た?いつ?