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8月8日! 劇場版感想!( ネタバレ注意 )

2024/08/09 01:31
炎司、お誕生日おめでとう!
お祝いにと言いますか、会いたくて会いたくて心が震えちゃったので二回目行ってきました。一回目は初日の初上映。
ネタバレしたら良くないと思って本誌の感想も映画の感想も○ックスにほぼ載せてなかったんですけど、こっちに書けば良かったんじゃ……?
ってことに今頃になって気付きました。遅いってぇ!


一言で表すならば、そうですね。

『愛のジュリアン劇場』

これです、これ〜。ジュリアン、美しい……。
ジュリオの慇懃無礼キャラがいい味出してました。噛めば噛むほど旨味が出てくる系。アンナお嬢様は理屈抜きに可愛い。声優さんが芸能人枠でちょっぴり心配してたんですけど、ちょー杞憂でした。台詞におけるあの独特なテンポ、嫌いじゃないです。むしろ、いい。無邪気。お嬢様は俺が育てた感があってマーベラスです。ジュリオの献身的な愛の賜物。
あえて、二人をメインにすることで未来に向けたヒーロー至上主義社会からの脱却みたいなものを表現しているんじゃないかな、と。思えば、不満もなくラストまでどこまでも綺麗な作品でした。ゴールド&フラワーが織り成す、映像美!
この世界、スタート時点では逆転しちゃってますからね。市民のためのヒーローでなくちゃいけないのにヒーローっていう職が独り歩きしてる……上手く言い表わせないんですけど、要するに炎司みたいなことですよ。弔くんが声高に主張する、歪み。矛盾。
今回のように主演のために脇役に徹する彼らの姿が本来のヒーローの在り方のような気もします。人助けの本質。

何点かツッコ……ミ、じゃなかった、気になった部分があったのも書いておきます。良くも悪くもごちゃ混ぜで列挙していくスタイル。

・緑谷くんの使った『能力者』って単語。
ちょっと違和感を抱いてしまいました。似つかわしくないかなって。能力のことを個性と表現する訳で、この世界観で個性を能力と逆に表現する機会はなかなかないんじゃないかと思ったり思わなかったり。使いどころにもよるのかな〜?

・パウロの個性。
異形なのが個性じゃなくて……? 甲田くんはまだ理解できるんです。あの姿だから動物たちと交信できるんですよね、きっと。でも、パウロは姿と個性が一致しないと言いますか……ひょっとして、複数持ちなの? あと、なんの異形? ドラゴン??? その割には、激弱ッ!! 緑谷くんが気絶してなかったらワンチャン生き延びていたかもしれませんね……。ダンジョンおじさんよりは登場時間が長かったので、まだマシかもしれない……とは言え、どっちも扱い酷過ぎィ!!

・デボラお姉様!
無茶苦茶に、えっち!!!!
何から何まで、えっち……えっち過ぎる……最高です……。ありがとうございます、夢を見せるという無限の可能性を秘めた個性のお陰で燈矢くんの「サッカーしようぜ!」を拝むことができました……超次元サッカーかな? ここだけのお話、昔、夢書いてました。奇しくも、炎司と同じ燃え属性のプロミネンスなバーンとか、あと、凍てつく闇の中二病くんとか白竜 ( 堅気 ) とかが推しでした。早くデータ移行しないと……無印のフォレストなくなっちゃう……。
嗚呼……時の流れを感じたところで、ベリーホットな夏ルックの轟夫婦。焦凍くんの炎司へのイメージが、仕事ォォォ! って感じだからなのか、幼少期に扱かれてた時にエキサイティング燃え盛ってたからなのか、オフなのに無駄に顔から炎が上がってて笑っちゃた。
それはそうと、坊やたち……いくら危険な雰囲気だからって初見でなんの個性かもわからないのに、束になってかかっていっちゃダメよ? 一人くらいは隠れて様子を窺ってなさい。

\全★滅/


・「デク!」「緑谷!」
個人的にここは「出久!」「緑谷!」か「「デク!!」」にしてほしかったんですよね〜。過去にアニオリの演出で焦凍くんが「デク!」って呼んでた場面があったので、ここぞとばかりにそっちを採用しても良かったんですよ?
映像的には爆豪くんと焦凍くんのパワーが炸裂してて非常に痛快でした。やはり、暴力……暴力は全てを解決する……作戦が脳筋そのものォォォ! オペレーション・デストロイ!!
その後、ダークマイト戦で緑谷くんに移動をサポートされていることからも焦凍くんがパワー系であることが窺えましたね。たくさん冷たいお蕎麦食べてゴリッゴリのゴリラに育つんだよ……いや、やっぱり、父とは違う道を辿ってほしいかな……。どうか、お花畑の似合う王子様な焦凍くんで居てください。

・炎司の使った『フレアーサークル』? ってアレ、新技ですか?
初めて見た気がして、すごい興奮しちゃいました。それとも、ヒロトラとかウルランではバリバリ披露してるの? どっちも手を付けてないのでよくわからないんですけど……。
プロミネンスバーンよりヘルスパイダー派の私。あのバーンってする全身全霊モーションに対してかっこいいより面白いって感想を抱いてしまうのは私だけでしょうか?
どの技でもいいのでモロに食らってドロドロにされたいですね。もちろん、性的な意味で。
私、普段は全くもって自己投影型じゃないのに、炎司に関してはちょっとそういう欲求がわきわきと湧き上がっちゃってですね……もう、脇臭ごと愛します。萌ちゃんや爆豪くんにとっては加齢臭かもしれなくとも、私にとっては華麗臭かもしれない。感じ方は人それぞれですから! ええ!!


今回の、ダークマイト襲来! は時間軸が数々の試練を乗り越えてきて急成長を遂げた終盤でみんながみんな百戦錬磨なのもあって、危機感がさほど伝わってこなかった印象。実のところ、たいして問題視してなかったんじゃ……嵐のようにやってきて、嵐のように退場させられてましたね。スケールだけは大きい小物って感じで、勧善懲悪。
人死が出てるのにかるーい気持ちで鑑賞できちゃったのはダークマイト御一行様が愉快なキャラ揃いだったせい? マフィアってコミカルなんですね! 世界情勢に触れられたのはグッド。見識が深まりました。

脱線に脱線を重ねて総評なんですけど、感じ方はどの視点から見るかによってもかなり変わると思うんですけど……私は満足〜! 存分に楽しめました〜!! でも、もっと……もっとだ……!!!!
来年もまたヒロアカの新作映画、劇場で観たいよぉぉぉ……。

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