とにもかくにも……焦凍くん、美しかった……。

炎と氷で一面青く染まった世界は静謐かつ、神聖でした。
その容姿はもちろんのこと、なんと言っても辿ってきた軌跡ですね。荼毘と同じ仕打ち、見方によってはそれを上回る惨い虐待を受けながらも、心根を腐らせることなくヒーローとしてしゃんと育ってきたその姿。心が打ち震えました。
ここまで来ると、環境のせいではなくて生まれ持った個性……ヒロアカで使用されている方じゃなく、本来の意味での個性ですね。そこの差なんじゃないかと思わずにはいられません。持って生まれたものの影響が大きいんじゃないでしょうか。成長過程にかかわらず、燈矢くんは荼毘になる要素を持ち合わせてこの世に生を受けたのでは？ とどうしても考えてしまいます。他人を傷付けることにあまりにも躊躇がないですからね。自分の眼中にないものに対して無関心なところなんか、炎司にそっくり。
炎司の場合、家族を『所有物』と見なしてどう扱おうと自由……みたいな発想が見て取れますが、思い上がりと甘えと想像力の欠如ですよね。ナンバーワンを目指す身であったならば、尚のこと未来について考えろってね。子どもは社会を担う宝ですよ。暴力で肉親を亡くしているくせに暴力を用いるの、笑えないです。矛盾しまくりの愚かしさが愛おしい。
でも、あくまでも家庭内。
荼毘のように、歪んでいたとは言え正義という観念に幼少期から触れてきているにもかかわらず、関係ない人たちまで容赦なく巻き込むとなるとまた違う話になってくるかと。氏子氏の言っていた通り本質的な問題なんですかね、やっぱり。悪の芽が出やすい種だったんですかね。
つらいなあ……お父さん大好きっ子の純真さが憎悪に反転してああなっちゃうなんて、あまりにお父さんのこと好き過ぎませんか。お父さんのために生きて、お父さんを殺して、お父さんのせいで死ぬ。荼毘の目にはお父さんと自分以外しか映ってない訳ですね。お父さんを見詰めていたら自然と焦凍くんも視界に入ってきた……ってところでしょうか。

正直なところ、炎司を推すようになってから荼毘の夢、書きにくくなっちゃって……。炎司の存在を凌駕する夢主ちゃんって、一体全体……どんなゴリラ……いえ、恋は理屈じゃないですし、荼毘も人間ですからね！ ありえなくないとは思いますッ！！

それにしても、シリアス極まりない話題を脱衣所で繰り広げる展開には単行本読んだ時にも衝撃でしたけど、もう、脱帽ですよ……アニメだと色が着いてる分、帽子だけじゃなくて脱いじゃう、視聴してるこっちまで心が裸になっちゃう……セクシーショット、ありがとうございます！
飯田くんナイス臀部！ 障子くんエクセレント背筋！ 爆豪くんファビュラス胸筋！！ オアシスぅぅぅ！！！！

本能の赴くままの感情丸出し感想、大変失礼致しました。
あの、余談なんですけどね、『ベ口ティカ』の『本能』って曲があるんですね……歌詞が非常にえっちで最っっっ高にテンションぶち上がるので、地下アイドル(♀)が苦手でない方は是非聴いてみてください。この記事を読んでくださっている玄人さんであれば刺さるはず！ ＰＶだと尚えっち！！

※今回は素面です。