12話/ここ掘れわんわん!
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こうして、天雅達は地下通路に降りてきた
地下通路は、シンオウ地方の地中に広がる通路の事で大勢の人が宝物を掘り出したり、『ひみつきち』を作ったりしている
「さーてと、まずは………「もしかして、天雅ちゃんかい!?」…………え?」
聞き覚えのある声がして、後ろを振り向けば…………
赤いヘルメットを被り、眼鏡を掛けている青年がいた
「ヒョウタ!!」
「やっぱり天雅ちゃん!!」
そこにいたのは、天雅が最初に挑んだクロガネジムリーダーのヒョウタだった
「久しぶりだなヒョウタ!!」
「ジム戦以来だね(あぁ!相変わらず可愛い)」
「ヒョウタは何してんだ?此処トバリの下だぞ」
「えぇっ!トバリシティ!?僕はクロガネシティの下で化石掘りしてたんだけど…………熱中し過ぎたみたい」
「クロガネからトバリまで来たのかよ、すげーなヒョウタ」
「それも君に再会するなんて…………やっぱり僕達、運命で結ばれているんだよっ!!」
勝手な妄想に走ったヒョウタは天雅の手を握り締めるが………………
「『はどうだん』っ!!!」
「『はかいこうせん』…………っ!!!」
「ぎゃあああぁぁーーーっ!!!」
怒り狂った誠勇の『はどうだん』と、黒オーラ大放出の強羅に『はかいこうせん』を食らったヒョウタは、見るも無残な姿になった…………………
「何やってんの、お前達っ!!?」
「天雅に気安く触るなと言っただろ…………」
「天雅様に近寄るなど、この私が許さん!!!」
「言ってる事カッコいいケド、やってる事酷いからっ!!!」
二人に思わずツッコミを入れる天雅
「天雅ちゃんのギャラドス………つ、強くなったね…………そっちのルカリオも、凄いパワーだ………………」
ヒョウタは攻撃を食らってボロボロになったものの、そう言ってなんとか起き上がった
「ちっ……………生きてたか」
「のわぁぁぁーーーっ!!強羅が黒いーーーっ!!!」
普段なら絶対言わないような言葉を、どす黒いオーラ全開で言う強羅を見て天雅は後退る
「ねぇ、マスタぁー」
その時、天雅の服を駿羽が引っ張る
後ろを振り向けばヘルメットを装着して、化石掘りのハンマーを持っている駿羽と炎神がいた
「早くお宝探そうよー」
「でも、強羅達ほっといたらヒョウタ死ぬって」
「だけど、俺達じゃあの二人止められないし…………………」
「んー……………」
「…………………あ、それじゃあ………」