12話/ここ掘れわんわん!
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―一時間前―
トバリシティに到着した天雅達は、シンオウ一の品揃えを誇る
『トバリデパート』で買い物をしていた
「えーと、『どくけし』に『まひなおし』は買っただろ…………………それと」
「マスタぁー」
「うぎゃっ!!」
その時、後ろから背の高い茶髪の青年に抱き付かれ天雅はよろめいた
「ビックリした…………駿羽、お前俺よりデカくなったんだから、もう少し手加減してくれ」
天雅に抱き付いて来たその青年は、ムクホークに進化した駿羽だった
「ゴメン、進化したばっかでまだ自覚出来て無いんだ」
進化して急に大きくなった為、駿羽はその変化にまだ少し戸惑っていた
「まぁいいさ。ところで、何かあったのか?」
「うん、あっちに変わったコーナーがあったんだ。強羅達もそこにいるよ」
「変わったコーナー?」
天雅は気になって、駿羽にそこまで連れて行ってもらった
―トバリデパート四階―
「へぇ……………」
四階に着くとそのフロアには、ポケモンの人形やオモチャの家具等が置かれていた
「みんな、マスター連れて来たよー!」
駿羽は向こうにいる強羅・炎神・誠勇を呼ぶ
「天雅」
「お待ちしておりました天雅様っ」
「兄者、さっそくだけど此処は何を売っているんだ?」
炎神は知りたそうにウズウズしている
「此処は………………『ひみつきち』の道具を売ってるみたいだな」
「『ひみつきち』?」
「『ひみつきち』って言うのは、一人が一つ持つ事の出来る自分だけの基地だ」
「それでは、この人形や家具は何ですか?」
「それは『ひみつきち』に置く物で、自分の好きな道具を好きな場所に置いて、自分好みの基地にしていくんだ」
「じゃあ、あれは?」
そう言って駿羽が指差したのは、ヘルメットやハンマーのセット
「これは、『探検セット』コレを使って地下通路に行ってお宝を見つけたりするんだ」
「「お宝っ!!?」」
天雅の『お宝』と言う言葉に、炎神と駿羽が眼を輝かせた