10話/テンガン山の女神
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天雅は一旦、抱き付いている炎神と駿羽から離れて強羅の前に立った
「…………………強羅も、ゴメンな……………」
「………………天雅」
「えっ…………あっ!」
突然強羅に腕を引かれ、次の瞬間には天雅は強羅に抱き締められていた
「き、強羅……………?」
「無茶な事はもうやめろ…………俺を頼れ、何の為に一緒に強くなったんだ……………?」
「強羅…………、……!」
その時、天雅は強羅の身体が震えている事に気付いた
「大丈夫だ、強羅…………俺は何処にも行かない。………………だから、心配しなくていいんだぜ」
天雅は優しくそう言うと、強羅を撫でてやった
すると、強羅は落ち着いたのか震えも止まり#天雅から離れた
「そうだな…………」
強羅はそう言うと微かに笑った
その顔を見て、天雅は安心する
「それじゃあ、私はもう行くとしよう」
天雅達の様子を見ていたリオルは、背を向けて行こうとしたが…………
「あっ!待ってくれリオル!!」
天雅はあることを考え、リオルを呼び止めた
「ん…………何だ?」
「いや、まだお礼言ってなかったからさ………ありがとう、リオル。…………………それと」
天雅は言葉を続けた
「助けてもらっといてなんだけど…………俺、お前が気に入ったんだ!仲間に………なってくれないか?」
「っ!!!」
天雅の眩しい笑顔を見た瞬間、リオルは一気に真っ赤になった
「別に無理にとは言わないからさ、お前の好きに………「是非お供させてください!!!」……早っ!!!」
リオルは瞳をキラキラさせながら天雅に跪いた
「女神のように美しい貴方様となら、何処へでも参りましょう!!!」
「女神ぃ!?」
「……………」
「##NAME1##様~」
ハートを沢山飛ばして来るリオルと、黒モード一歩手前の強羅だったが天雅は少し悩んで
「それじゃ、よろしく頼むぜ…………誠勇(セイユウ)!!」
そう言って、リオルにボールを当てた