10話/テンガン山の女神
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「ゴメンな……………、でも、ゴローン達に危害を加えたのは人間………だから、ポケモンのお前達を巻き込みたく無いんだ………!!」
天雅は自分を守ろうとしてくれた強羅達に謝り、そして出口を目指して駆け出した
『逃がすな!追え!!!』
後ろから迫ってくるゴローン達の技を、必死にかわしながら天雅はひたすら走り続ける
「マスター!お願いだから出してっ!!!」
「兄者ーーーっ!!!」
「天雅!俺だけでも良い!出せ!!!」
三つのモンスターボールは今にも壊れそうな勢いで動いていたが、天雅は三匹が出て来ないように押さえ付けた
「ゴメン……………ゴメンな」
三匹が必死で叫んでも、天雅はただ謝り続けた
その時、急に地面が激しく揺れ天雅はバランスを崩して転んでしまった
「うわっ!…………くっ、『じしん』か………!!」
『これで終わりだ!!『ストーンエッジ』!!!』
「なっ………………!!?」
ゴローン達が技を出すと、鋭く尖った岩が一斉に向かってきた
「天雅ーーーっ!!!」
「―――――――っ!!!」
もう駄目だと思った次の瞬間………………
「『はっけい』!!!」
「!!?」
突然天雅の前に青い身体のポケモンが現れ、一撃で『ストーンエッジ』を粉砕した
「やめろゴローン、この者達に罪は無い!」
ポケモンは凛とした声でゴローンに話す
そのポケモンは小さくもしなやかな身体をしていて、顔の両脇に黒い房の様な物がある
「お前は確か……………………はもんポケモン・リオル!」