10話/テンガン山の女神
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―30分後―
「よし、これで大丈夫かな?」
天雅達はようやく、全部のポケモンの回復を終えた
「もう、倒れているポケモンはいないみたいだな。お疲れ駿羽」
「うんっ」
「それじゃ、あっちにいる炎神達のトコに戻るか」
天雅と駿羽は、炎神達が待っている場所へ戻る事にした
―数分後―
「兄者遅いな……………」
「どうせ特訓に熱中してるんだろ……………」
炎神と強羅は、天雅がいつまで経っても帰ってこないので少し待ちくたびれていた
その時、向こうの方から誰かが駆けてくる姿が見えた
「強羅ー!炎神ー!!遅くなって悪かったな!」
「お帰り、兄者!!」
「まったく……………」
「悪ぃ、随分待たせちまったな。そろそろ外に出るか…………………どうした?駿羽」
駿羽は落ち着かない様子で辺りを見ている
すると強羅と炎神も何かに気付いたのか、警戒し始めた
「………………ポケモンが移動している……」
強羅が口を開く
「移動?……………でも、それは普通じゃないのか?」
「いや、そうじゃない………………まるで逃げるような………………」
「逃げる………?」
「!!……こっちに来る……………!」
「…………!!」
駿羽がそう言った時、向こうから足音が近づいてくる
現れたのは、ピッピやチャーレム、リーシャンやワンリキー等のポケモン達
どのポケモンも天雅達には目もくれずに、走って行ってしまった
「一体何が…………!?」
「!!まだ何か来る……!」
すると、今度は足音ではなく地鳴りの様な音が近づいてきた