9話/ハクタイジム~草の陣~
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「あぁ、フィールドに草が伸びない様に出来ないか考えてたら………………こうなった」
「……………す、凄い」
ナタネは『くさむすび』を封じられた事よりも、天雅の柔軟性に驚いていて、それ以上言葉が出なかった
「…………それに、運良くロズレイドの動きも止められたしな」
「えっ?あぁっ!!」
さっきは気付かなかったが、強羅の『こおりのキバ』によってロズレイドの足は凍り付いていた
「コレで決めるぞ!!強羅!『はかいこうせん』っ!!!」
天雅の指示で、強羅の口に強力なエネルギーが集まって増幅していく
そしてそれを、ロズレイドに向けて一気に射ち出した
「ロズレイドーーーっ!!!」
同時に、ナタネの声がジムに響く
そして、フィールドには目を回して倒れているロズレイドがいた
「ロズレイド戦闘不能、ギャラドスの勝ち!よって勝者、チャレンジャー・天雅!!」
そう言って審判は、天雅達の方へ旗を上げた
「強羅ーーーっ!!」
それを見て天雅は、急いで強羅に駆け寄る
「天雅…………」
「強羅!勝ったぜーーーっ!!よく頑張ったな、ありがとうな!!」
天雅は嬉しそうに強羅を撫でて、感謝の言葉を言った
そんな天雅達を、ナタネはロズレイドと一緒に眺めていた
「本当に、凄い子ね………アナタが負けるなんて。でも……………久しぶりに楽しいバトルだったわ!!」
ナタネは負けた悔しさよりも、天雅とバトルした嬉しさの方が大きかった
それはロズレイドも同じでナタネの言葉に笑って頷く
「天雅君!」
「あっ、ナタネ!!」
「スゴく良いバトルだったわ!……………さぁ、これを受け取って!!」
「それって…………」
ナタネが取り出したのは、輝くジムバッジ
「ズバリこれが、ハクタイジムを勝ち抜いた証『フォレストバッジ』よ!!」
ナタネはにっこり笑って天雅にバッジを差し出した
「ありがとうナタネ!よっし、フォレストバッジGETだぜ!!」
天雅はバッジを受け取り、喜びを表した
こうして、苦戦を強いられたものの
天雅は見事に二つ目のジムバッジを勝ち取った
おまけ→