9話/ハクタイジム~草の陣~
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「まずは手始めに、ロズレイド!『しびれごな』!!」
するとロズレイドの両手の花束から、金色の粉が大量に吹き出した
「ちっ、浴びると厄介だな………強羅!『たつまき』で吹き飛ばせ!!」
強羅に飛んできた『しびれごな』は『たつまき』の風で吹き飛ばされる
「さすがにコレくらいじゃ崩せないわね、それなら……『リーフストーム』!!」
ロズレイドの周りで葉が渦巻き、それをそのまま強羅に放った
「やべっ!強羅『たつまき』で対抗しろ!!」
しかし、威力が三倍以上もある『リーフストーム』は『たつまき』を打ち消し、強羅を襲った
「ぐぁっっ!!」
「強羅!!」
「くっ………心配するな、まだ余裕だ」
そう言って強羅は、すぐに体勢を立て直した
「(でも『リーフストーム』って、草タイプの中でも最強クラスの技だろ……………いくら強羅でも連発されたら保たねえ……!!)」
思わぬ強力技が出て来た事に、天雅は唇を噛む
「ロズレイド!『はなびらのまい』!!」
「強羅!『こおりのキバ』で花びらを凍らせろ!!」
##NAME1##が指示を出すと強羅のキバから冷気が放たれ、花びらは全て凍り付き砕けた
「『リーフストーム』!!」
「またアレか!強羅、『アクアテール』!!」
激しく渦巻く『リーフストーム』に『アクアテール』を叩き込むが、すぐに押し返されて強羅はダメージを受ける
「強羅っ!大丈夫か!?」
「あぁ………………まだ行ける…………!」
強羅は、少しよろめきながらも起き上がった
「………分かった。強羅!『こおりのキバ』!!」
「ロズレイド!『はなびらのまい』!!」
『はなびらのまい』と『こおりのキバ』が衝突し、さっきと同じように凍り付いた花びらが砕け散る
「ムダよ!いくら技は打ち消せても、ロズレイドにダメージを与える事は出来ないわ!!」
「……………それはどうかな?強羅!そのまま『たつまき』!!」
すると、強羅の『たつまき』は凍って砕けた花びらを巻き込み、そのままロズレイドに当たった
「……………喰らえ」
凍って砕けた『はなびらのまい』は『たつまき』の威力が加わり、鋭利な刃物のようになってロズレイドにダメージを与えていく
「嘘っ!?砕けた『はなびらのまい』を攻撃に使うなんて!!」
「力任せな戦い方じゃ、そのロズレイドには勝てねぇと思ってな」
「くっ………ロズレイド!『リーフスト……「良いのか!?ナタネ」………………!?」
すると天雅はニヤリと笑って、ナタネの言葉を遮った
「もう二回も使ってるんだぜ?………『リーフストーム』」
「………………っ!!?」
天雅のその言葉を聞いて、何故かナタネの顔が引きつる
そして、口を開いて静かに
「………………バレてたのね……………『リーフストーム』の弱点」
そう言った