6話/クロガネジム~岩の陣~
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「イワーク、お疲れ………まさかお前までやられるなんて。でも僕にはまだ主砲がいる…………!」
ヒョウタはそう自分に言い聞かせて、ボールを握り締める
「(最後の一匹は何だ…………?)」
「僕の最後のポケモン………行け!ズガイドス!!」
ヒョウタの3体目は、ずつきポケモン・ズガイドス
「ズガイドス………………それなら俺は、炎神!!」
すると天雅は強羅をボールに戻し、代わりにヒコザルの炎神を出す
「ヒコザル対ズガイドス、試合開始!!」
「ズガイドス、『ずつき』!!」
「炎神!『かえんぐるま』!!」
序盤からお互いの技が同時にぶつかり合い、競り合いになる
「ズガイドス!そのまま『がんせきふうじ』!!」
「何っ!?炎神後ろに退け!!」
しかし##NAME1##の指示が間に合わず、炎神は『がんせきふうじ』によって動きを封じられる
「うぅっ………動けないよ……!」
「『しねんのずつき』!!」
一方、ヒョウタは休むことなくズガイドスに指示を出し続ける
「炎神、『ほのおのうず』でガードしろ!!」
すると炎神は『ほのおのうず』で周りを包み、ズガイドスの攻撃を防いだ
「今のうちに『なまける』で回復するんだ!!」
そして炎に守られている間に、『なまける』で体力を回復しようとする
「いい指示だけど無駄だよ!ズガイドス、『すなあらし』で炎を吹き飛ばせ!!」
ヒョウタの指示でズガイドスは『すなあらし』を起こし、炎神に放つ
それによって周りを包んでいた『ほのおのうず』が消され、ズガイドスが突っ込んで来る
「ズガイドス!『しねんのずつき』だ!!」
「うわぁっ!!」
「炎神っ!!」
ズガイドスの『しねんのずつき』は、炎神の周りを囲っていた岩を破壊し炎神を突き飛ばした
「大丈夫か!?炎神!」
「う、うん………何とか………っ」
炎神はそう言うと、辛うじてだが立ち上がった
「あれだけ攻撃を受けてもまだ立てるなんて…………その精神力には敬服するよ。でも、もう終わりだ!『ずつき』!!」
「炎神っ!!」
「大丈夫、絶対……………負けないからっ!!!」
「炎神…………よし、行けぇーーーっ!!!」
天雅が叫ぶと、炎神はズガイドスに向かって走りだした
すると炎神の体が光り、姿が変わり始める
「炎神っ!!?」