6話/クロガネジム~岩の陣~
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「では!これより、ジムリーダー・ヒョウタとチャレンジャー・天雅による、ジム戦を始めます!!」
ジムに緊張感が漂う中、審判が出てきて試合の説明を始める
「使用ポケモンは3体、どちらかのポケモンが3体とも戦闘不能になった時点で相手の勝ちとします、またポケモンの交替はチャレンジャーのみ認められます!それでは両者ポケモンを!!」
「それじゃあ、僕の一体目は…………イシツブテ!!」
ヒョウタの一番手は、がんせきポケモン・イシツブテ
一方、対する天雅…………
「出番だ!駿羽!!」
「OK、任せて!」
岩タイプに相性の悪い、飛行・ノーマルタイプを持つムックルの駿羽を出す
「弱点である岩タイプ相手にムックルを出すなんて………面白い!!」
ヒョウタは驚いたように呟くが、すぐに笑顔になる
「それでは、試合開始!!」
審判の声が響いた直後、ヒョウタが指示を出す
「イシツブテ、『ころがる』!!」
するとイシツブテは体を丸め、すごい勢いで駿羽に向かっていく
「うおっ!?いきなり面倒な技出してきたな、それなら………駿羽!『かげぶんしん』!!」
駿羽は一瞬で複数の影を作りイシツブテの攻撃を避ける
「そのまま『つばめがえし』!!」
そして『かげぶんしん』で作り出された影が、一斉にイシツブテに向かって飛んでいく
その攻撃にヒョウタは焦り慌てて指示を出す
「イ、イシツブテ!『めざめるパワー』で影を打ち落とせ!!」
イシツブテの『めざめるパワー』で影の数が減っていくが、肝心の駿羽の本体はまだ分かっていない
「おかしい………っ、どうして本物が出てこないんだっ!?」
「そんなとこばっかり見てれば当たんねーよ…………行け!駿羽っ!!」
天雅が指示するとジムの天井から勢い良く駿羽が突っ込んできた
「しまった!イシツブテ、もう一度…………っ!!」
「遅いぜヒョウタ!『はがねのつばさ』!!!」
「イシツブテーーーっ!!」
苦手な鋼タイプの技を受けイシツブテは、その一撃で気絶していた
「お疲れ様、イシツブテ。ゆっくり休んでくれ………」
そう言ってヒョウタはイシツブテをボールに戻す