5話/決意の朝
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
天雅達が空を見上げると、何十羽ものムックルがこちらに向かって飛んできた
「おーいっ!!!」
ムックルは嬉しそうに群の方に向かって飛んでいく
『心配したんだぞ!』
『見つかってよかったー!!』
仲間達は次々に声を掛け、ムックルの周りに集まる
「よかったなー…………ムックル」
「うんっ」
「そうだな……………」
そうやってムックル達を見ていると、群から一匹のムックルがこっちに向かってきた
「天雅ーーー!!」
「ムックル!!」
「天雅!みんな来てくれたよ!!」
「俺の言った通りだろ?ムックル。これからも、仲間のこと信頼してやれよ………!」
「もちろん!!あっ、仲間が呼んでる…………もう行かないと」
「…………そうか、それじゃあ」
だが別れの言葉を言おうとすると、ムックルが泣きながら抱きついてきた
「ムックル………?」
「言わないで………寂しくなるから………っ」
ムックルは泣きながら小さな声でそう言った
「分かった、それなら……………『また、会おうぜ』」
天雅は笑顔でそう言った
「っ!!……………うん!絶対!!」
そうして天雅達は無事に仲間に会えたムックルと別れ、また旅を続けた