2話/走れーーーっ!!!
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「……………」
「天雅」
「………………………」
「…………転ぶぞ」
バターン!!!
「早く言え!!」
「何回も言った……さっきのことが気になるのか?」
「まあな………シンジ湖には何度も行ってるけど、あんな事初めてだったからな………」
そう言って天雅は、あのピンク色の結晶を取り出した
「アイツ、これを守ってほしいって言ってたな。誰にも渡すなって………」
「狙ってる奴でもいるんじゃないか………?そんな面倒な物、ずっと持っている気か?」
すると天雅は少し俯いていたが、漸く口を開いた
「……コレが何なのかよく分かんねーけど守ってほしいってわざわざ言って来たんだ。大事なんだろ、アイツにとって…………俺には断れねーよ」
可愛いという表現よりも、寧ろ『格好いい』という表現が似合いそうな天雅の笑顔に、強羅は思わずドキッとする
「天雅の………好きでいい……」
そして、顔を赤らめボソボソと喋った
「サンキュ!………それにしてもアイツポケモンだよな、何て言うんだろーな?」
先程のシルエットを思い出し、目をキラキラさせ楽しそうに話す天雅
「さぁ………俺も今日初めて見たからな」
すると天雅は少し唸っていたが、急に明るい顔になり
「そーいや、マサゴにポケモンの研究者がいるって聞いた!そいつに聞けば分かるかもしんねぇ!よし、行くぞ!!!」
そう言ったとたんにマサゴへの道を猛ダッシュし始めた天雅と、それを追う強羅
目的地は、『海に繋がる砂の町』………マサゴタウン