20話/神話
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―PC―
その後何とかトウガンを説得し、武刀の誤解を解いた天雅はPCでポケモン達と休んでいた
「暇だなー……………」
「ジム戦が終わってしまいましたし」
「ねぇマスター、この街って何か無いのー?」
退屈そうにベッドに寝転んでいる駿羽がそう聞くと、天雅はタウンマップを取り出して調べ始めた
「そうだな…………ミオには図書館があるみたいだ」
「図書館?」
「本を読む場所でござるな」
「『ミオ図書館』は本の種類も多くて、有名な場所なんだ」
「お前、本読むのか?」
「んー………あんまり」
強羅にそう聞かれると、天雅は眉を寄せて言葉を濁す
「でも、此処にいるのも退屈だし行ってみる」
そう言うと、天雅はバックの持って立ち上がった
―ミオ図書館―
「初めて来たけど、結構広いなー」
「うわ、分厚い本がいっぱい…………」
図書館の一階には、分厚く見るからに難しそうな本ばかりが棚に並んでいた
「べ、別の階に行くか…………」
天雅はズラリと並んだ本を速攻で断念し、そそくさと次の階に向かった
「あ、逃げた」
「兄者は本が苦手なのか?」
「あぁ、それに読んだとしてもすぐに寝る。確か最速睡眠記録は3行だ」
「うわ………ある意味凄いよそれ」
「まぁ天雅殿らしいといえば、らしい」
天雅の読書経歴に駿羽は驚き、武刀は苦笑いをしている
一方先に次の階に行った天雅は、神話の本が揃う三階にいた
「ココなら、読めるか…………?」
天雅は周りを見回し読めそうな本を探していると、ふと一冊の薄い本が目に止まる
「トバリの、神話………」
見た目はいたって普通の本だったが、天雅の手は自然とその本に伸び
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