19話/鋼鉄タッグバトル!!
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「「『はどうだん』!!!」」
二人が同時に叫ぶと、誠勇達は手のひらに集めた波導を勢いよく打ち出した
「ゴルバット!!?」
「ニャルマー!!!」
二つの『はどうだん』をもろに食らったニャルマーとゴルバットは目を回して倒れた
「やっぱり、幹部を倒しただけのことはあるな……………」
「くそぉ…………覚えてろ!!!」
悪役お決まりの捨て台詞を言って、ギンガ団はその場から逃げ去った
「相変わらず手応えねーな」
天雅は笑いながらそう言うと、ゲンも苦笑して答える
「まぁね……………でも、協力してくれて本当にありがとう」
「別に、お礼言われる程の事じゃ無いって。ポケモン達も、これで落ち着くだろうしな」
天雅がそう言ってニッコリ笑うと、ゲンの心臓が跳ねて顔が熱くなる
「ゲン、どうしたんだ?」
「あ、いや……………何でも無いよ」
「?」
頬を赤く染めて顔を逸らすゲンを、天雅は不思議そうに見つめていた
「何でも無いならいいケド…………それじゃ、俺達はミオシティに戻る」
「そうか………残念だな、君たちのバトル、もっと見たかったけど…………」
「大丈夫、また会いに来るって!そしたら俺達とバトルしようぜ!!」
天雅は瞳をキラキラさせ、とびきりの笑顔で言い切った
「君たちとのバトル…………楽しみに待ってるよ!」
「あぁ!!」
ゲンと天雅は向き合って、しっかりと握手を交わした
「じゃ、またなゲン」
天雅が手を離そうとしたその時、急に手を強く握られた
「えっ…………?」
「約束だよ?」
……………ちゅ
ゲンはそう呟くと、天雅の手の甲にキスを落とした
「なっ!!?」
ゲンは名残惜しそうに唇を手から離すと、##NAME1##に微笑んで去ってしまった
「き、きすされた…………」
ゲンが行ってしまった後、天雅はその場にへたり込んでしまった
すると腰のモンスターボールが揺れ、中から駿羽と炎神が飛び出した
そして、二人は出て来るなり天雅の手にキスをする
「ぎゃわあぁぁぁぁーーーっ!!!」
いきなりの二人の行動に天雅は奇声を上げ、コテンと気絶してしまった
「あれ、これってデジャヴ?」
「どうやったらこんな風に気絶出来るのか、真面目に不思議だ……………」
「まぁ、なんだかんだ言ってそーゆートコも可愛いケドね」
「まぁな…………」
駿羽は嬉しそうに喋り、炎神は照れた顔をして天雅を抱き上げ、出口に向かった
その後、天雅を連れてミオシティに戻った駿羽と炎神が
強羅・破山・誠勇の強力技フルコースを食らったのは言うまでもない
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