19話/鋼鉄タッグバトル!!
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「あれ?誰かいる」
そのトレーナーは、ポケモン達がざわめく原因を調べに来た天雅だった
天雅の方も男性の姿に気付くと、その男性は天雅に話し掛ける
「君は、トレーナーだね?」
「そうだぜ」
「そんなに走って、何かあったのかい?」
「え?あ、俺のポケモン達が何かを感じたみたいで………それを調べに来たんだ」
天雅はその男性に呼び止められ、自分が此処へ来たワケを話した
「そう、か………………そう言えば、まだ自己紹介してなかったね。私はゲン、この鋼鉄島で修業しているんだ」
「俺は天雅、よろしくなゲン!」
ゲンと名乗ったトレーナーは、青い服に同じく青い帽子を被った青年だった
「ところで、これは私のカンなんだが…………」
「?」
「君はもしかして……………今TVコトブキが捜している、黒髪の美形トレーナーかい?」
「!!?」
「正解、みたいだね」
ゲンは天雅の表情を見ると、笑ってそう言った
「う゛…………」
「大丈夫、TV局に情報は教えないから」
「……………ありがとう、ゲン」
「……………その代わりと言ってはなんだが、少し協力してもらえないかな?」
「協力?」
先程とは違うゲンの真剣な声と眼に、天雅は思わず聞き返す
「君は、自分のポケモン達が何かを感じて此処へ来たと言ったね?」
「あぁ」
「実は、私達も今からその原因を調べようと思っていたんだ」
「つまり………、それを調べるのに協力してほしいって事か?」
「うん、ジムリーダー達が認めた程の君の力を借りたいんだ」
ゲンはそう言って天雅を見つめ、協力を頼んだ
「………勿論、OKだぜ!」
すると天雅はニヤッと笑って迷いも無く答え、ゲンは「ありがとう」と礼を言った
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――――――
数十分後、鋼鉄島の中を捜す天雅達は出口の近くまで来ていた
しかし、ポケモン達がざわめく原因は未だに分からない
「見つからないな………」
「でも、ポケモン達が騒いでいるからまだ此処にいるはずだ……………」
「もう少し、捜してみるか………、!!!」
すると突然、向こうからポケモンが騒ぐ声が聞こえてきた
「今の声は……………!」
「行ってみよう!!」
二人は頷いて、声のする方向に走りだした
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