18話/エスパー侍登場!!
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「誠勇!跳べっ!!!」
「なっ!?拙者の『サイコカッター』が!!」
誠勇は飛び上がり『サイコカッター』をかわす
「誠勇、波導を使ってエルレイドの本体を見つけるんだ!!」
「はい!」
誠勇の眼が閉じられると、頭の後ろにある四つの房が動きだす
「見つけた………!」
「『はどうだん』!!!」
天雅が指示を出すと、誠勇の手のひらに波導が集まりそれを打ち出した
「うわっ!!?」
『はどうだん』の連射を浴びたエルレイドはダメージが蓄まり、分身が消えてしまう
「これで最後だ!『アイアンテール』!!!」
「はぁぁーーーっ!!!」
誠勇の尻尾が鋼の様に固くなり、それをエルレイドに叩き込んだ
「うわぁっ!!!」
「エルレイドっ!!」
エルレイドは『アイアンテール』の威力で後ろに弾き飛ばされる、が
―――――ガバッ!
「…………ん、………痛く、無い?」
「ごめんな、大丈夫か…………?」
優しい声がして眼を開けてみると、エルレイドは天雅の腕の中にいた
「天雅、殿…………?さっきまで反対側にいたのに………!?」
「それは…………お前が怪我するかもしれないと思って夢中で……………俺、足は速いし」
そう言ってカラカラと笑う天雅に、エルレイドは唖然とするがゆっくりと天雅から離れた
「エルレイド………?」
「天雅殿はお強いな…………それに、優しい」
「強いのは俺じゃなくて、誠勇だぜ?」
「そうでごさったな………………では、拙者はもう行くでござる」
「え…………?」
「拙者は勝負に負けてしまった……………だから、天雅殿の仲間になるのは無理でござる」
「そんな……………」
「それでは天雅殿、お達者で……………また会えたらいいでござるな」
エルレイドは少し悲しそうに笑い、背を向けて去っていこうとした
「待てよっ!!」
「天雅殿………?」
「勝負に勝った俺の頼みを聞いてくれないか?」
「何でござるか?」
エルレイドが聞くと、天雅はニヤリと笑って
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