Valentine
「なんで〇治なんですかィ!?俺は森〇派でさァ!!」
「るせェー!!チョコと言ったら〇治のブラックだろうがァ!!」
「じゃあこれは受け取って貰えやせんねェ!!」
実は数時間前に土方さんにチョコを買っておいたのだが、〇治派と言われては返されてしまいそうで留まると
「…俺もやったんだから寄越せよ」
頬を紅く染めながらふてぶてしく手を出す土方さん
思わず苦笑し掌に袋ごと渡すと、受け取った土方さんは袋の中身を取り出して俺を見た
「俺からの気持ちですぜ」
徐な笑顔で視線を返し、手が震えている土方さんの肩をポンっと叩く
「なんで〇円チョコぉぉ!?森〇関係ねェだろォが!!しかも何個入ってやがんだァ!!」
「千円分くらいでさァ」
「値段じゃねェよ!!個数を聞いてんだよッ!!…はぁ、お前に少しでも期待した俺が馬鹿だった」
顔を掌で覆って溜め息をつく土方さんが心底愛おしい
来年は〇治のブラックにタバスコをトッピングしてやろうと思いました
あり、作文んん!?
END