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今日はぱっと目が覚めた。
その数分後にアラームが鳴る。
今日もランニング行きますか〜とあくびをしつつ、ランニングに向けて準備をする。
今日も川沿いランニングで行こうかな、と伸びをしながら準備運動をしていると携帯がブルッと震える。
[爆豪勝己]今日もランニングするんか
爆豪くんからメッセージが届いた。
前と同じ川沿いランニング、これから出発するよと返して、イヤホンを装着し、私は走り始めた。
昨日爆豪くんに会ったところ辺りまで走って行くと、川縁に爆豪くんが座っていた。
『爆豪くんおはよ〜』
イヤホンを外して片手を上げて挨拶する。
しかし、爆豪くんもイヤホンを付けており、気付いていないようだった。
あ!いいこと思いついた!
『だーれだ!』
そう言って爆豪くんの目を隠してニヤニヤする私。
すると両手を掴まれ、グンと引っ張られる。
反応が遅れてしまった私は、緑が沢山生えているところに身を投げてしまう。
「は!俺の勝ちだ」
『これはなんの勝ち負けなの…』
上から見下げている爆豪くんを見つめた。
寝っ転がって思ったが、空がとても綺麗だ。
「いつまで寝っ転がってやがんだ」
そう言って私のすぐ横にしゃがみ込んだ爆豪くん。
チャーンスと言わんばかりに私は爆豪くんの首元と手首を引っ張り、体勢を崩させた。
私の隣にどさっと爆豪くんが仰向けに倒れ込む。
「クソが!オメェは何がしてんだ!!」
『それはこっちのセリフなんだけど。
ねえでもこうして見る空って綺麗じゃない??』
緑の絨毯に寝っ転がって朝の空を見るという贅沢。
空気も少しひやっとしていて涼しいし、川のささやかな水音がヒーリング効果を発揮する。
「まぁ悪くねぇな」
『だよね〜』
数分ぼけーとしてしまい、は!としてむくりと起き上がる。
『そうだ!爆豪くん、個性の調節に付き合ってくれない??』
「は?」
未だに横になっている爆豪くんを見つめると、なんだか怪訝そうな顔をした。
『私が轟くんに使った、停止させるっていう歌の個性なんだけど…入試で初めて使って、まだ全然使いこなせてなくて』
そういうと爆豪くんはニヤっとした悪い笑顔を見せ、じゃあ貸しな、と言った。
やはり停止の歌は数秒しか停止させることができないようだ。
まあでもそうだよね…この使い方はまだ見つけたばかりだから訓練しないと…。
喉がガラガラし始めたので飴を舐める。
『爆豪くん、訓練付き合ってくれてありがとう。
そろそろ戻って準備しないと、間に合わなくなっちゃうから、また学校でね!』
再度イヤホンを付け直して、家までの道を走った。
雄英高校までのいつもの道のりを歩いていると門に、人だかりがある。
『なんだろう…?』
何かあったのかなと思い、門に近づくと一斉にこちらを振り向き、私を取り囲む。
「あなた雄英の生徒さんね?」
「その子の制服ヒーロー科の物だ!!!」
「ラッキー!取材させて!!!」
「オールマイトの授業はどう?」
マスコミの人たちか!!!
取り囲まれてしまった。
『あの、SHRに遅刻してしまうんで…』
「てか君めちゃくちゃ可愛いね!?アイドルヒーローとしてデビューしてみない!?」
『ですから、通してください…』
「本当だわ!とっても可愛い!!!あなたのこと自身もインタビューさせてもらってもいいかしら!?」
私の主張が全く通らなく、人の壁が出来ている。
「うちの生徒に何か用ですかね」
人混みを掻き分け、私を引っ張り出してくれたのは相澤先生だった。
『あ、ありがとうございます…』
「お前もこのくらいのマスコミ、簡単にあしらえるようになりな」
相澤先生と並んで歩き、教室へと向かう。
『そういえば聴きたかったんですが、私個性を使う時に喉が潤っていないと十分に個性が発揮できないんですが、飴とか舐めてもいいでしょうか…?
勿論、普通の座学とかでは食べませんし、個性がかかわってくる授業の時だけでいいのですが…!』
「勿論それはいいに決まっている。
……その真面目なところ、ヒナタさんにそっくりだな」
私は、真面目な話をしていた為、その言葉が相澤先生の口から出てきたことに驚いた。
『え、ヒナタって…
相澤先生、お母さんのこと知っているんですか?!』
「ああ、ソラさんのことも知っている。
俺が新米ヒーローの時に良くしてもらっていた先輩ヒーローだったからな。
白雪の名前見たときは驚いた、2人にそっくりだったからな、容姿も中身も」
相澤先生は昔を懐かしむように遠くを見ている。
『相澤先生!今度ぜひ、詳しくお話聞かせて下さい!!!
絶対に!約束ですよ!』
私の足取りは軽く、るんるんしながら教室に入った。
その数分後にアラームが鳴る。
今日もランニング行きますか〜とあくびをしつつ、ランニングに向けて準備をする。
今日も川沿いランニングで行こうかな、と伸びをしながら準備運動をしていると携帯がブルッと震える。
[爆豪勝己]今日もランニングするんか
爆豪くんからメッセージが届いた。
前と同じ川沿いランニング、これから出発するよと返して、イヤホンを装着し、私は走り始めた。
昨日爆豪くんに会ったところ辺りまで走って行くと、川縁に爆豪くんが座っていた。
『爆豪くんおはよ〜』
イヤホンを外して片手を上げて挨拶する。
しかし、爆豪くんもイヤホンを付けており、気付いていないようだった。
あ!いいこと思いついた!
『だーれだ!』
そう言って爆豪くんの目を隠してニヤニヤする私。
すると両手を掴まれ、グンと引っ張られる。
反応が遅れてしまった私は、緑が沢山生えているところに身を投げてしまう。
「は!俺の勝ちだ」
『これはなんの勝ち負けなの…』
上から見下げている爆豪くんを見つめた。
寝っ転がって思ったが、空がとても綺麗だ。
「いつまで寝っ転がってやがんだ」
そう言って私のすぐ横にしゃがみ込んだ爆豪くん。
チャーンスと言わんばかりに私は爆豪くんの首元と手首を引っ張り、体勢を崩させた。
私の隣にどさっと爆豪くんが仰向けに倒れ込む。
「クソが!オメェは何がしてんだ!!」
『それはこっちのセリフなんだけど。
ねえでもこうして見る空って綺麗じゃない??』
緑の絨毯に寝っ転がって朝の空を見るという贅沢。
空気も少しひやっとしていて涼しいし、川のささやかな水音がヒーリング効果を発揮する。
「まぁ悪くねぇな」
『だよね〜』
数分ぼけーとしてしまい、は!としてむくりと起き上がる。
『そうだ!爆豪くん、個性の調節に付き合ってくれない??』
「は?」
未だに横になっている爆豪くんを見つめると、なんだか怪訝そうな顔をした。
『私が轟くんに使った、停止させるっていう歌の個性なんだけど…入試で初めて使って、まだ全然使いこなせてなくて』
そういうと爆豪くんはニヤっとした悪い笑顔を見せ、じゃあ貸しな、と言った。
やはり停止の歌は数秒しか停止させることができないようだ。
まあでもそうだよね…この使い方はまだ見つけたばかりだから訓練しないと…。
喉がガラガラし始めたので飴を舐める。
『爆豪くん、訓練付き合ってくれてありがとう。
そろそろ戻って準備しないと、間に合わなくなっちゃうから、また学校でね!』
再度イヤホンを付け直して、家までの道を走った。
雄英高校までのいつもの道のりを歩いていると門に、人だかりがある。
『なんだろう…?』
何かあったのかなと思い、門に近づくと一斉にこちらを振り向き、私を取り囲む。
「あなた雄英の生徒さんね?」
「その子の制服ヒーロー科の物だ!!!」
「ラッキー!取材させて!!!」
「オールマイトの授業はどう?」
マスコミの人たちか!!!
取り囲まれてしまった。
『あの、SHRに遅刻してしまうんで…』
「てか君めちゃくちゃ可愛いね!?アイドルヒーローとしてデビューしてみない!?」
『ですから、通してください…』
「本当だわ!とっても可愛い!!!あなたのこと自身もインタビューさせてもらってもいいかしら!?」
私の主張が全く通らなく、人の壁が出来ている。
「うちの生徒に何か用ですかね」
人混みを掻き分け、私を引っ張り出してくれたのは相澤先生だった。
『あ、ありがとうございます…』
「お前もこのくらいのマスコミ、簡単にあしらえるようになりな」
相澤先生と並んで歩き、教室へと向かう。
『そういえば聴きたかったんですが、私個性を使う時に喉が潤っていないと十分に個性が発揮できないんですが、飴とか舐めてもいいでしょうか…?
勿論、普通の座学とかでは食べませんし、個性がかかわってくる授業の時だけでいいのですが…!』
「勿論それはいいに決まっている。
……その真面目なところ、ヒナタさんにそっくりだな」
私は、真面目な話をしていた為、その言葉が相澤先生の口から出てきたことに驚いた。
『え、ヒナタって…
相澤先生、お母さんのこと知っているんですか?!』
「ああ、ソラさんのことも知っている。
俺が新米ヒーローの時に良くしてもらっていた先輩ヒーローだったからな。
白雪の名前見たときは驚いた、2人にそっくりだったからな、容姿も中身も」
相澤先生は昔を懐かしむように遠くを見ている。
『相澤先生!今度ぜひ、詳しくお話聞かせて下さい!!!
絶対に!約束ですよ!』
私の足取りは軽く、るんるんしながら教室に入った。