体力テスト
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一旦家に帰ってジャージに着替え、走りに出てから良い時間が経ったので再び家に戻ってくる。
軽くシャワーを浴びてご飯を食べ、お母さんとお父さんに挨拶をする。
『お母さん、お父さん。
私今日雄英の入学日だったよ、相澤先生って人が担任でアングラヒーローなんだって。
クラスメイトの子もみんな色んな個性があって面白いよ。
私、個性もまだまだうまく使えないけど、2人からの個性をうまく使えるようになって、凄いヒーローになるからね』
私は両親が亡くなってからしばらく個性が使えなくなっていた。
お兄ちゃんが私の異変に気付き、病院に行ったところ、精神的な問題で個性が使えない状態とのことだった。
私の個性は精神的に安定していないと、個性の発動がうまくできないらしい。
お母さんの個性が気持ちを入れないと発動しないという言霊だったので、それが影響しているのだと思う。
実際、私の個性も歌う時はしっかり気持ちや念を込めないと発動しない。
その込めるものが不安定だと発動しないということだった。
近所にあったのが大きい理由で習い始めたカンフーだったが、カンフーは気をも鍛えられるので、私にピッタリの武道だと思った。
カンフー教室にも顔出さないとなあ。
これから雄英の課題とか演習で忙しくなるだらうし、行ける時にはいかないとね!
『私はここから頑張るよ!』
そう両親に伝えて、立ち上がった。
切島くんと上鳴くんから連絡があり、切島くんからは膨大な量の筋トレメニューが送られてきた。
これ1日でこなしてるのかな…と思ったら、もっともっと頑張らなきゃと思った。
お礼と言ってはなんだけれど、筋トレ効果を上げるレシピメニューをいくつか添付して送った。
上鳴くんは電気を放つ可愛らしいキャラクターのスタンプが届いていたので、上鳴くんみたいで可愛いね、と返信した。
お兄ちゃんからはひどい通知の数だったので、一言だけ返して終わらせた。
明日も朝ジョギングしようと思ったので、早々に寝る準備をし、ベッドに潜り込んだ。
[鋭児郎!!!:めちゃくちゃうまそ〜!!!!!今度頑張って作ってみるわ!サンキューな!]
[白雪サナ:沢山メニュー教えてくれたお礼だよ!ありがとうね。また明日学校でね、おやすみ]
おやすみという可愛らしいキャラクターのスタンプを送って切島くんとのメッセージを終える。
[DENKI:これ白雪ちゃんに似ててめっちゃ可愛い]
[白雪サナ:全然そんなことないよ…上鳴くんは褒め上手だね。そろそろ寝ないとだから、また明日学校でね。おやすみ!]
上鳴くんから白い髪のふわふわした少女がニコニコ笑っている可愛らしいスタンプが届いた。
上鳴くんは色々スタンプ持っているんだなあ…。
お兄ちゃんからはずっとメッセージがくるので、もう寝るね、おやすみなさいとだけメッセージをいれて携帯をそっと閉じた。
明日もプルスウルトラだ、と握り拳を天井に向けて作り、眠りに落ちていった。