入学試験
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『じゃあ、開けるよ?』
「おう!」
大きく深呼吸をして、静かに便箋の封を開ける。
「私が投影された!!!」
便箋を開けた瞬間、リビングの白い壁にオールマイトが映し出された。
『え!オールマイト!!?』
「あれ、雄英高校からだよな?」
あたふたと便箋を確かめる兄妹。
「今回、私は雄英高校に勤めることになったので、合否の発表をさせて頂いているんだ!
白雪少女!筆記テストは文句なしの合格!
そして気になる実技だが…」
そう、筆記テストは問題ない、実技が一番気になるところだ…。
「敵P、33P!!
これだけでは合格を与えられない…」
自己採点と同じだ、つまり不合格ってこと…?
ぐっと下唇を噛み、映像を真剣に見つめる。
「しかーし!
今回見ていたのは敵Pのみにあらず!
人救けした人間を排斥しちまうヒーロー科などあってたまるかって話だよ!!
きれい事!?上等さ!命を賭してきれい事実践するお仕事だ!!
救助活動P!!しかも審査制!我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!
白雪サナ 55P!!実技演習で1位だ!おめでとう、君は文句なしの合格だ!!」
熱いオールマイトからの言葉に思わず、涙がこぼれる。
嬉し泣きなんて、久しぶりすぎる。
「1位で合格なんて、さすが俺の妹。
本気、伝わったよ。今日はご馳走だな」
優しい目をした兄が私の髪を優しく撫でる。
白雪サナ、春から雄英高校に行きます!!