レムとリュークはその言葉を聞いて話すことに決めた。
「あの子の目は私達死神の目と少し似ている。
ただ、死神の目より希少なものだが…
"鬼眼"といわれるものだ。
鬼眼は名前と寿命が見えるのは死神の目と同じだが違うのはこの世ものでは無いものが見れるんだ。
だから、夏海はお前達の名前を言い当てた。」


「なるほど。
鬼眼ですか…。
では、夏海は貴方達のことがずっと見えていたんですね？」

「そうだ。
夏海と共にいたのはあの子が両親に捨てられてからだからひと月前くらいからずっと共にいた。」

「夏海の両親があの森に捨てたと言うことですか？」

「そうだ。
化物と蔑みながら捨てた。」

「そうですか…。
このノートは何なんですか？
本当にこの書いていた通りに名前を書かれたら死ぬんですか？」

「あぁ、死ぬぞ。
夏海に出会った時に渡したんだがあいつはそんなの要らないから傍にいてくれ家族でいてくれって俺たちに言ったからな。
そんなアイツだからこそ俺達は傍にいる。」

「そうだったんですか…。
なら、貴方達は夏海の家族であり味方であると考えていいんですね？」

「あぁ、そう思ってくれて構わない。」
レムとリュークは頷いた。
Lとワタリは死神に聞いた情報を頭の中で整理した。