Lとワタリはそのまま何も言わず女医を見送った。


「L…。
あの少女を保護する気がお有りなんですか？
はっきり言って親元に帰さない方がいいかと…」

「あぁ、分かってる。
親元に帰す気はない。
あの子が目を覚ましたら本人の希望を聞こう。」

「分かりました。
それが1番いいかもしれませんね。」

Lとワタリはそう話しながら眠っている少女の部屋を見た。