夏海が5歳になる頃には両親は虐待する様になり夏海の身体は
痣だらけだった。


「なんでこんな化け物が産まれてくるのよｯｯ！！
私達が待ち望んでた子供はお前じゃないｯｯ！！
気持ち悪い化け物め！！」

ドカｯｯ！！バキッ！
母親は夏海の小さい身体を
蹴り上げた。

「あんたみたいな化け物は産まれない方がいいのよ…。
その方がみんなのためよ。
お前はみんなを不幸にするんだから…」
母親の目は憎悪を滾らせ正気を失っていた。
その時父親が部屋に入ってきた。
手にはアイロンを持ち
それを夏海の体に押し付けた。

「ｲｯｯｯ！！ｸﾞｩｧｯｯ！！
熱いよｯｯお父さんｯｯ お母さんｯｯ！！
やめてｯｯ！！」
夏海は泣き叫んだ。