二人の想い
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「ということでこの子連れて行くね」
翌日になり、
蒼と共にプールサイドに来たの雪菜に皆唖然。
話が見えないままトントン拍子に進む話をただ耳を傾けるまま。
ようやく話が終わるのだが...
「えーっと...どういうこと?蒼?」
真琴は思わず蒼に尋ねてしまった。
「いや...私も昨日言われたばっかりで」
問われた蒼自身も未だに状況を呑み飲めていなく苦笑いを浮かべていた。
「つまりアオちゃんはユキちゃんと先に会場に行ってるってことだよね」
「え...でも練習は?」
渚の言葉に怜が疑問を唱える。
「あぁ...それなら平気。
向こうで練習するから。ね!蒼」
「え...それ今聞いたんだけど?」
突然の雪菜の発言に蒼がポカンとする。
「それだったらいいんじゃないでしょうか?」
「おぉ!!怜くんの許可ゲット」
「ちょっと!!レイちゃん!!」
「私もいいと思います」
「え!?江ちゃん!?」
「だって、アオちゃんまだ迷ってるんでしょ」
江の確信をつく一言に蒼はギクリと身体を強張らせる。
「そうなのか?」
「う...うん」
真琴の言葉に蒼は頷く。
「じゃあ行くべきだ」
「...真琴!?」
「蒼がこれから何をしたいか探してきて。
ねぇ?」
ニコリと笑う真琴に蒼は何も言い返せず、迷っている事も事実であったため小さくコクリと頷いた。
「決まり!!ってあれ?遙くんは??」
不思議そうに雪菜が辺りを見渡す。
「ハルは凛とオーストラリアに行ってるんだ」
「何故このタイミングで??」
雪菜の疑問に答えるように蒼が今までの事情を話す。それを聞き終えると雪菜は盛大にため息をついた。
蒼と同じように悩むやつが此処にもいたのかと…
「なるほどね…でもなんでオーストラリア??」
「さぁ?それは俺にもわからないでも…
きっとハルにとって特別な旅になるって俺は信じてる」
真琴は真っ直ぐに空を真剣な瞳で見上げる。その様子を暫く見ていた雪菜。だが、彼女は突然パチんと指を鳴らした。
「じゃあ...練習しよっか!」
「なんで雪菜さんが指示だしてるんてすか?」
「別にいいじゃん!!そんなこと
それよりユキちゃんと泳ぎたい」
渚が雪菜の手を掴むと走り出す。
「え....うわぁ!!」
「コラ!渚くん!!
雪菜さんを巻き込んで走らないでください!!」
怜が慌てて追いかける。
この光景に溜息をつきながらも蒼も後を追いかけようと足を踏み出す。が、突然腕を掴まれた。振り向くと、真剣な表情を浮かべる真琴がいた。
「...真琴??」
「蒼...今度会ったら聞いて欲しいことがあるんだ」
「今じゃなくて?」
「うん。
蒼がやりたいこと見つけた後に聞いて欲しいんだ」
いつも以上に真剣味を帯びる声に蒼はゆっくりと体ごと真琴に向ける。
「見つかるかわかんないよ?」
不安げに言う蒼に真琴は柔らかく微笑む。
「大丈夫だよ。
蒼ならきっと見つけられるよ」
「...ありがと。見つけてくるよ」
真琴の言葉にいつも励まされているなぁと思いながら蒼は微笑するのだった。
翌日になり、
蒼と共にプールサイドに来たの雪菜に皆唖然。
話が見えないままトントン拍子に進む話をただ耳を傾けるまま。
ようやく話が終わるのだが...
「えーっと...どういうこと?蒼?」
真琴は思わず蒼に尋ねてしまった。
「いや...私も昨日言われたばっかりで」
問われた蒼自身も未だに状況を呑み飲めていなく苦笑いを浮かべていた。
「つまりアオちゃんはユキちゃんと先に会場に行ってるってことだよね」
「え...でも練習は?」
渚の言葉に怜が疑問を唱える。
「あぁ...それなら平気。
向こうで練習するから。ね!蒼」
「え...それ今聞いたんだけど?」
突然の雪菜の発言に蒼がポカンとする。
「それだったらいいんじゃないでしょうか?」
「おぉ!!怜くんの許可ゲット」
「ちょっと!!レイちゃん!!」
「私もいいと思います」
「え!?江ちゃん!?」
「だって、アオちゃんまだ迷ってるんでしょ」
江の確信をつく一言に蒼はギクリと身体を強張らせる。
「そうなのか?」
「う...うん」
真琴の言葉に蒼は頷く。
「じゃあ行くべきだ」
「...真琴!?」
「蒼がこれから何をしたいか探してきて。
ねぇ?」
ニコリと笑う真琴に蒼は何も言い返せず、迷っている事も事実であったため小さくコクリと頷いた。
「決まり!!ってあれ?遙くんは??」
不思議そうに雪菜が辺りを見渡す。
「ハルは凛とオーストラリアに行ってるんだ」
「何故このタイミングで??」
雪菜の疑問に答えるように蒼が今までの事情を話す。それを聞き終えると雪菜は盛大にため息をついた。
蒼と同じように悩むやつが此処にもいたのかと…
「なるほどね…でもなんでオーストラリア??」
「さぁ?それは俺にもわからないでも…
きっとハルにとって特別な旅になるって俺は信じてる」
真琴は真っ直ぐに空を真剣な瞳で見上げる。その様子を暫く見ていた雪菜。だが、彼女は突然パチんと指を鳴らした。
「じゃあ...練習しよっか!」
「なんで雪菜さんが指示だしてるんてすか?」
「別にいいじゃん!!そんなこと
それよりユキちゃんと泳ぎたい」
渚が雪菜の手を掴むと走り出す。
「え....うわぁ!!」
「コラ!渚くん!!
雪菜さんを巻き込んで走らないでください!!」
怜が慌てて追いかける。
この光景に溜息をつきながらも蒼も後を追いかけようと足を踏み出す。が、突然腕を掴まれた。振り向くと、真剣な表情を浮かべる真琴がいた。
「...真琴??」
「蒼...今度会ったら聞いて欲しいことがあるんだ」
「今じゃなくて?」
「うん。
蒼がやりたいこと見つけた後に聞いて欲しいんだ」
いつも以上に真剣味を帯びる声に蒼はゆっくりと体ごと真琴に向ける。
「見つかるかわかんないよ?」
不安げに言う蒼に真琴は柔らかく微笑む。
「大丈夫だよ。
蒼ならきっと見つけられるよ」
「...ありがと。見つけてくるよ」
真琴の言葉にいつも励まされているなぁと思いながら蒼は微笑するのだった。