岩鳶高校へ
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県大会を控え、各々が出る種目を決める時期がやってきた。
「練習に入る前に、まず県大会のエントリー種目の確認をしておこう。俺は、バックの100mと200m。渚はどうする?」
「僕はブレ。距離もやっぱり100と200かな」
「ハルは……」
「俺はフリーしか泳がない」
「聞くまでもないか。怜は?」
「僕はバッタしか泳げません」
「アオちゃんはどうする??
ってあれ??」
返事がなく周りを見渡すが真琴には彼女の姿が見えなかった。
「マコちゃん!アオちゃんあそこだよ!」
渚が指差した先...目を凝らして見ると彼女はプールの水の中で気持ち良さそうに浮いていた。太陽の光に照らされて水に浮かぶ彼女に思わず真琴は目を奪われてしまった。
「アオちゃん気持ち良さそう!!」
「蒼先輩って、いつも目を離すと浮いてますよね...」
「アオちゃんはハルと一緒で水の中が好きだからね...
って言ってる場合じゃなかった。
おーーーい!!蒼!!!」
彼女に聞こえるようにありったけの声で真琴は呼んだ。
「....?あれ?皆どうしたの??」
やっと気づいた蒼は、こちらまで泳いでくる。そして水面から不思議そうな顔を覗かせていた。
「アオちゃんは種目何に出る??」
「え??試合??」
「県大会があるんだよ!出ようよ!アオちゃん!」
瞬間、彼女は曇り顔になった。
「私は........
試合には出ない」
「「「え??」」」
予想だにしない返事に固まった彼らを置いて、蒼はプールサイドに上がる。
「ゴメン...先あがるね」
そう言い残すと、蒼はスタスタとこの場から逃げるように立ち去るのだった。
「練習に入る前に、まず県大会のエントリー種目の確認をしておこう。俺は、バックの100mと200m。渚はどうする?」
「僕はブレ。距離もやっぱり100と200かな」
「ハルは……」
「俺はフリーしか泳がない」
「聞くまでもないか。怜は?」
「僕はバッタしか泳げません」
「アオちゃんはどうする??
ってあれ??」
返事がなく周りを見渡すが真琴には彼女の姿が見えなかった。
「マコちゃん!アオちゃんあそこだよ!」
渚が指差した先...目を凝らして見ると彼女はプールの水の中で気持ち良さそうに浮いていた。太陽の光に照らされて水に浮かぶ彼女に思わず真琴は目を奪われてしまった。
「アオちゃん気持ち良さそう!!」
「蒼先輩って、いつも目を離すと浮いてますよね...」
「アオちゃんはハルと一緒で水の中が好きだからね...
って言ってる場合じゃなかった。
おーーーい!!蒼!!!」
彼女に聞こえるようにありったけの声で真琴は呼んだ。
「....?あれ?皆どうしたの??」
やっと気づいた蒼は、こちらまで泳いでくる。そして水面から不思議そうな顔を覗かせていた。
「アオちゃんは種目何に出る??」
「え??試合??」
「県大会があるんだよ!出ようよ!アオちゃん!」
瞬間、彼女は曇り顔になった。
「私は........
試合には出ない」
「「「え??」」」
予想だにしない返事に固まった彼らを置いて、蒼はプールサイドに上がる。
「ゴメン...先あがるね」
そう言い残すと、蒼はスタスタとこの場から逃げるように立ち去るのだった。