不審な怜!?
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嘆く彼らだったが、ようやく気温が温まりプールで泳げるようになったことで気分は盛り上がっていた。
一先ずの目標は県大会。
真琴が喋っている中、早く泳ぎたいのか遙が一足先に真琴の脇をすり抜けようとするが、彼はそれを阻止する。
「大会のエントリーには日があるけど…やっぱり
個人種目と後は…」
「「「「メドレーリレー!!」」」」
「だよね!ハルはどう??」
「俺は…」
遙の言葉に一同固唾を呑んで見守る。
その中で遙はゆっくりと口を開いた。
「フリーとリレーしか泳がない」
そのセリフに皆顔を見合わせ嬉しそうに笑みを溢した。
「それじゃ…リレーは決まり!!」
「個人種目はエントリーまでに決めておくこと。
俺は…今年でラストだからフリーにも出ようと思ってる」
「そうなんだ!じゃあ僕もバッタでてみようかな?」
「…?ナギちゃんバッタ苦手じゃなかった?」
蒼の指摘に渚はそうだったと笑みを溢す。つられるように皆も笑った。
「なんかわくわくしてきた!」
と言うと渚は怜に話を振る。
「ねぇねぇ!レイちゃんもブレとか出て見ない?」
「出るも何も…僕はまだバタフライしか泳げません!!」
開き直る怜に渚がそんなぁ〜と詰め寄る。
「もう…あの頃のレイちゃんじゃないんだよ??
今ならきっとなんだって泳げるよ!!」
「そ…そうですか??」
「そうよね…怜くん毎日泳ぎの勉強してるんだし」
「一度やってみたら?意外と泳げるんじゃない?」
「確かに可能性としては十分にありますが…やはりあれ以来…」
江と蒼の言葉で言いよどむ怜。
「でも…泳げるようになった怜のバック…
きっと綺麗なんだろうな」
真琴が怜にニコリと微笑む。
するとその言葉がやる気になったのか、自信満々になる怜。
「いいでしょ!!僕の美しいバック…ブレ…フリーを披露してさしあげましょ!!」
だが…
プールに響いたのは
「なぜなんだ〜!!!!」
怜の嘆きの悲鳴だけだった。
そんな途方にくれる怜に遙が喋りかけた。
「無理して他の泳ぎを泳ぐ必要なんてない。
自分にあった泳ぎ方が一つでもあればそれでいいだろ?」
その言葉に怜は今後について迷い始めるのだった。
ほんとにそれでいいのだろうか?
自分に後輩ができたときに胸を張って先輩だと言えるのか?
僕は一生…バッタしか泳げないのだろうか?
一先ずの目標は県大会。
真琴が喋っている中、早く泳ぎたいのか遙が一足先に真琴の脇をすり抜けようとするが、彼はそれを阻止する。
「大会のエントリーには日があるけど…やっぱり
個人種目と後は…」
「「「「メドレーリレー!!」」」」
「だよね!ハルはどう??」
「俺は…」
遙の言葉に一同固唾を呑んで見守る。
その中で遙はゆっくりと口を開いた。
「フリーとリレーしか泳がない」
そのセリフに皆顔を見合わせ嬉しそうに笑みを溢した。
「それじゃ…リレーは決まり!!」
「個人種目はエントリーまでに決めておくこと。
俺は…今年でラストだからフリーにも出ようと思ってる」
「そうなんだ!じゃあ僕もバッタでてみようかな?」
「…?ナギちゃんバッタ苦手じゃなかった?」
蒼の指摘に渚はそうだったと笑みを溢す。つられるように皆も笑った。
「なんかわくわくしてきた!」
と言うと渚は怜に話を振る。
「ねぇねぇ!レイちゃんもブレとか出て見ない?」
「出るも何も…僕はまだバタフライしか泳げません!!」
開き直る怜に渚がそんなぁ〜と詰め寄る。
「もう…あの頃のレイちゃんじゃないんだよ??
今ならきっとなんだって泳げるよ!!」
「そ…そうですか??」
「そうよね…怜くん毎日泳ぎの勉強してるんだし」
「一度やってみたら?意外と泳げるんじゃない?」
「確かに可能性としては十分にありますが…やはりあれ以来…」
江と蒼の言葉で言いよどむ怜。
「でも…泳げるようになった怜のバック…
きっと綺麗なんだろうな」
真琴が怜にニコリと微笑む。
するとその言葉がやる気になったのか、自信満々になる怜。
「いいでしょ!!僕の美しいバック…ブレ…フリーを披露してさしあげましょ!!」
だが…
プールに響いたのは
「なぜなんだ〜!!!!」
怜の嘆きの悲鳴だけだった。
そんな途方にくれる怜に遙が喋りかけた。
「無理して他の泳ぎを泳ぐ必要なんてない。
自分にあった泳ぎ方が一つでもあればそれでいいだろ?」
その言葉に怜は今後について迷い始めるのだった。
ほんとにそれでいいのだろうか?
自分に後輩ができたときに胸を張って先輩だと言えるのか?
僕は一生…バッタしか泳げないのだろうか?