黒子のバスケ
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カラッと晴れ渡る冬空の下
ストバスコートに騒がしい声が響き渡っていた。
そこにいるのはカラフルな髪を持つ人達。
「勝負っす!青峰っち!!」
「あ?ダリィ...テツ彼奴ほっといてやろうぜ」
「いいですね」
「ちょっと二人共俺の扱い酷いっす!!」
「元気出せって、涼ちゃん」
「うわーーん!高尾っち!!」
「おい!カズ!肩持たなくて良いんだぞ」
「だって涼ちゃん可哀相じゃん」
「それもそうですね。では2on2やりましょうか」
「しゃあねーな」
「よーし!高尾っち!あの二人をギャフンと言わせてやるっすよ」
「よっしゃ!覚悟しろよ〜二人共」
ボリボリボリボリ...
「紫原...ここで食べるのではないのだよ」
「えー...良いじゃん。ミドちんうるさい」
「せっかく人が注意してるのを無下にする気か!!」
「まぁまぁ二人共落ち着け」
マリーゴールド髪の少女が見たかった景色がそこにはあった。彼女は未来を掴んだのだ。
「ねぇ?これ夢じゃないよね?」
「現実だよ。美桜」
「さつき...やっと見れたね」
「うん」
感傷に浸ってしまう彼女達の前に手が差し出された。
「なーにやってんの?お二人さん?」
「和.../高尾くん」
「ほら、そんなとこいないでやろうぜ」
ウインクして彼はコートの方へ目を向けた。追うように視線をコートにやるといつの間にかコートの中央に皆が集まっていた。
「先行くね、美桜」
涙を拭い桃井は駆けていった。そしてまだ来ない彼女に向かって皆が呼びかけるのだった。
「いつまでそこ座ってんだよ。皆待ってるぜ」
え?と思ってる彼女の耳に彼女を呼ぶ声が入る。
「美桜!!早くこっちおいでよ!!」
手を振る桃色の光
「早くやろうぜ!美桜!!」
屈託のない笑顔を浮かべる群青色の光
「みおっち!!早く早く!!」
キラキラと笑顔を振りまく黄金色の光
「美桜さん。一緒にやりましょう」
静かに光る水色の光
「早くするのだよ。美桜」
仏頂面だが口元を緩ます翠色の光
「みおちん」
気怠けな声を出しながらも笑みを零す藍色の光
「早くしろ。神田」
柔らかい表情を浮かべる緋色の光
ゆっくりと皆を見渡して彼女は視線を目の前に戻す。
「ほら?行こうぜ!」
満面の笑みを浮かべた彼女の愛しい人が手を差し出していた。
「そうだね」
その手を掴み彼女は立ち上がり、彼と共にコートへ向かった。
彼女はこれからも愛する者と共に歩き続けるだろう
そして再び光り出す8色の光は色褪せることなく輝き続けるだろう
青空には象徴するかのように虹が現れるのだった
ストバスコートに騒がしい声が響き渡っていた。
そこにいるのはカラフルな髪を持つ人達。
「勝負っす!青峰っち!!」
「あ?ダリィ...テツ彼奴ほっといてやろうぜ」
「いいですね」
「ちょっと二人共俺の扱い酷いっす!!」
「元気出せって、涼ちゃん」
「うわーーん!高尾っち!!」
「おい!カズ!肩持たなくて良いんだぞ」
「だって涼ちゃん可哀相じゃん」
「それもそうですね。では2on2やりましょうか」
「しゃあねーな」
「よーし!高尾っち!あの二人をギャフンと言わせてやるっすよ」
「よっしゃ!覚悟しろよ〜二人共」
ボリボリボリボリ...
「紫原...ここで食べるのではないのだよ」
「えー...良いじゃん。ミドちんうるさい」
「せっかく人が注意してるのを無下にする気か!!」
「まぁまぁ二人共落ち着け」
マリーゴールド髪の少女が見たかった景色がそこにはあった。彼女は未来を掴んだのだ。
「ねぇ?これ夢じゃないよね?」
「現実だよ。美桜」
「さつき...やっと見れたね」
「うん」
感傷に浸ってしまう彼女達の前に手が差し出された。
「なーにやってんの?お二人さん?」
「和.../高尾くん」
「ほら、そんなとこいないでやろうぜ」
ウインクして彼はコートの方へ目を向けた。追うように視線をコートにやるといつの間にかコートの中央に皆が集まっていた。
「先行くね、美桜」
涙を拭い桃井は駆けていった。そしてまだ来ない彼女に向かって皆が呼びかけるのだった。
「いつまでそこ座ってんだよ。皆待ってるぜ」
え?と思ってる彼女の耳に彼女を呼ぶ声が入る。
「美桜!!早くこっちおいでよ!!」
手を振る桃色の光
「早くやろうぜ!美桜!!」
屈託のない笑顔を浮かべる群青色の光
「みおっち!!早く早く!!」
キラキラと笑顔を振りまく黄金色の光
「美桜さん。一緒にやりましょう」
静かに光る水色の光
「早くするのだよ。美桜」
仏頂面だが口元を緩ます翠色の光
「みおちん」
気怠けな声を出しながらも笑みを零す藍色の光
「早くしろ。神田」
柔らかい表情を浮かべる緋色の光
ゆっくりと皆を見渡して彼女は視線を目の前に戻す。
「ほら?行こうぜ!」
満面の笑みを浮かべた彼女の愛しい人が手を差し出していた。
「そうだね」
その手を掴み彼女は立ち上がり、彼と共にコートへ向かった。
彼女はこれからも愛する者と共に歩き続けるだろう
そして再び光り出す8色の光は色褪せることなく輝き続けるだろう
青空には象徴するかのように虹が現れるのだった