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あなたが終わる日まで

自分が終わる日ってなんだろうね。
そんな話を趣味仲間がしていた。
「今の趣味から離れたらどうなるのかな」
「なんかそれって、怖いかも」
「何年後かには、私たちも離れるのかな」

当たり前の事も、いつか当たり前じゃなくなるのが終わりなのかな。

でもそれは何かの縁でさ、自分の人生で勉強すべき事で、そのいつかの糧になるんじゃないのかな。

「こういう時なら、あの子、なんて言うかな…」
「あの子は、違う視点から言葉を持ってきてたしなぁ」
「今どうしてるかな、天国で見守ってくれてると思うけど、気まぐれだったからどこかで遊んでそうだね」

いつも私は見守ってるけどな…。
あの時から時計は止まったままだけど。

「続けないと、あの子にかわいそうかな」
「趣味だから続ける人は続けるんだろうけどね…難しいね」
「あの子はやめるの止めたりしないと思うよ、苦しくなったら無理しなきゃいいって前に話してたじゃない」

私の言葉は、正しかったのだろうか。
残った仲間を見てて、前に言った言葉を思い出す。

きっと趣味の時間を続けてて疲れてるだけだよ、今は趣味を休む時間も必要だと思う。少し違うことをして休もうよ。

これは、言っても良かったのかな。

趣味を続けている時のみんなはキラキラしてた、それを見てるのが大好きだった。

私は終わってしまったけど、みんなが今の自分に終止符を打つときまでは見守ってるね。

そういえば…、

「私はなんで、死んだのかな?」



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