20日目
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何で、こうなったんだ。
「改めてこの肝試しのルールを説明しまーす!
ルールは簡単!この鳥居から墓地と柳が並んでる道を通って、奥の御堂に置いてある御札を持って帰ってくる!」
「脅かし役はオレと青葉だけな。でも全力で脅かしにいくから覚悟しろよな!ペア同士はぐれんなよー」
もう一度言わせろ。何でこうなったんだ。
つかお前らなんでそんなノリノリなんだ。特にアツヤ。マジふざけてんじゃねーぞ。
今いるのは園からちょっと歩いたとこにある神社の鳥居の前。そしてこれからやるのは肝試し。
もちろん言い出しっぺは青葉。なんか昼にホラー映画やってて、それに触発されたとかどうとか。
…俺も映画見てたけどさ、結構怖かったんだけど。んで夜に肝試しやるとか苛めか。そうなのか。
その上、
「何でペアがお前なんだよ!」
「そんなのこっちから願い下げだ!」
「くじ引きだし仕方ないよ」
「煩いぞ!夜の神社で騒ぐな!」
「玲名が一番声大きいッポ」
「…とにかく、静かにしろ」
いやだからお前が一番煩かったんだろーが。怖いから言わねえけど。
「ビビって俺の足引っ張るなよ」
「その言葉、そっくりそのまま返させてもらおうか」
「映画見てて一番ビビってたの2人じゃん…」
「「お前は黙ってろ!」」
あー、なんかまだ始まってねえのに嫌になってきたわ。
変な意地はらないで、潔く残ればよかった。でもそうしたら間違いなく風介に何か言われるな。
「それにしても墓地のあるお寺だからかお仲間さん沢山いたね」
「な。色々手伝ってもらおうぜ。やっぱ王道なのは人魂とかか?」
「確かに。他に何かある?」
「動物系のやつもいたよな」
「こんにゃくいらずだね。アレに舐めさせよう」
「…アレってなんだい?」
「秘密」
「教えちゃ面白くねーだろ?オレらが」
「お前らがかよ」
…なんか海でのこと思い出したわ。これマジでやばいんじゃねーの…?お仲間さんって何だよマジで。
「…怖気づいたか」
「ハッ、それはこっちのセリフだっての」
「幽霊など凍てつく闇の前には無力と化する」
「ないわそれ。つーか足めっちゃ震えてんぞ」
「そういう貴様は鳥肌が立っているな。情けない」
「それそっくりそのまま返すわ」
「フン。今日もお前の脳内はチューリップ畑だな」
「意味わかんねえんだけど!」
「あ、口論してるから勝手にくじ引きしたけどトップバッターは2人だからね」
「「はあ!?」」
あ、終わった。
「何があんのか聞こうと思ってたのによ…」
「まあレパートリーはかなり沢山あるしランダムだから、そういうの無駄だからね」
「じゃ!」
気づいたら青葉もアツヤも消えてやがるし。あーもーやだ終わったな。覚悟決めろ、俺。
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「改めてこの肝試しのルールを説明しまーす!
ルールは簡単!この鳥居から墓地と柳が並んでる道を通って、奥の御堂に置いてある御札を持って帰ってくる!」
「脅かし役はオレと青葉だけな。でも全力で脅かしにいくから覚悟しろよな!ペア同士はぐれんなよー」
もう一度言わせろ。何でこうなったんだ。
つかお前らなんでそんなノリノリなんだ。特にアツヤ。マジふざけてんじゃねーぞ。
今いるのは園からちょっと歩いたとこにある神社の鳥居の前。そしてこれからやるのは肝試し。
もちろん言い出しっぺは青葉。なんか昼にホラー映画やってて、それに触発されたとかどうとか。
…俺も映画見てたけどさ、結構怖かったんだけど。んで夜に肝試しやるとか苛めか。そうなのか。
その上、
「何でペアがお前なんだよ!」
「そんなのこっちから願い下げだ!」
「くじ引きだし仕方ないよ」
「煩いぞ!夜の神社で騒ぐな!」
「玲名が一番声大きいッポ」
「…とにかく、静かにしろ」
いやだからお前が一番煩かったんだろーが。怖いから言わねえけど。
「ビビって俺の足引っ張るなよ」
「その言葉、そっくりそのまま返させてもらおうか」
「映画見てて一番ビビってたの2人じゃん…」
「「お前は黙ってろ!」」
あー、なんかまだ始まってねえのに嫌になってきたわ。
変な意地はらないで、潔く残ればよかった。でもそうしたら間違いなく風介に何か言われるな。
「それにしても墓地のあるお寺だからかお仲間さん沢山いたね」
「な。色々手伝ってもらおうぜ。やっぱ王道なのは人魂とかか?」
「確かに。他に何かある?」
「動物系のやつもいたよな」
「こんにゃくいらずだね。アレに舐めさせよう」
「…アレってなんだい?」
「秘密」
「教えちゃ面白くねーだろ?オレらが」
「お前らがかよ」
…なんか海でのこと思い出したわ。これマジでやばいんじゃねーの…?お仲間さんって何だよマジで。
「…怖気づいたか」
「ハッ、それはこっちのセリフだっての」
「幽霊など凍てつく闇の前には無力と化する」
「ないわそれ。つーか足めっちゃ震えてんぞ」
「そういう貴様は鳥肌が立っているな。情けない」
「それそっくりそのまま返すわ」
「フン。今日もお前の脳内はチューリップ畑だな」
「意味わかんねえんだけど!」
「あ、口論してるから勝手にくじ引きしたけどトップバッターは2人だからね」
「「はあ!?」」
あ、終わった。
「何があんのか聞こうと思ってたのによ…」
「まあレパートリーはかなり沢山あるしランダムだから、そういうの無駄だからね」
「じゃ!」
気づいたら青葉もアツヤも消えてやがるし。あーもーやだ終わったな。覚悟決めろ、俺。
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