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あやかし百鬼夜行という世界について

2019/08/14 02:14
あやかし百鬼夜行とは、妖怪育成カードゲームです。なかなかに長生きのソーシャルゲームで、最初はモバゲーで配信していました。
現在はあやかし百鬼夜行~魂~とストーリーを一新したあやかし百鬼夜行~極~が配信されています。
私たち人間の住む人間界とは別の、妖怪たちが住む世界、妖界を舞台に、数多の妖怪たちと時に共闘し、時に敵対し、出会いと別れを繰り返しながら妖界の王を目指すというストーリーです。
人間はほとんど登場せず、プレイヤーである頭領も妖怪です。元人間は登場しますが、彼らは一様に死んで幽霊やキョンシー、ゾンビになっているか、御伽噺の登場人物か、人間離れした逸話を残した偉人ばかりです。普通の人間は妖界に入り込んだ時点で妖気や瘴気に当てられて狂死するか、人間でいられなくなる様です。
かつては人間界と妖界は地続きで、いつの頃からか分かたれてしまったようです。しかし完全に隔離されているわけではなく、妖怪の側からは人間界に赴くことも可能なようです。人間界はおそらく現代。人間界の技術のまねっこを妖界側がしているようで、スマホのような道具を持っていたり、タピオカが流行ったりしていました。テレビはないようですが。妖怪たちの住む、妖怪だけの世界ではありますが、世界観の端々に人間の影が色濃く息づくところが特徴でしょうか。
妖怪の中には過去にいじめられた記憶から人間を嫌う者もいますが、基本的に滅ぼそうだとか復讐してやろうだとかいう考えはないようです。ただ、人間を驚かすことは今でも大好きだし、人間を食べる者もいるし、遊び半分で攫ったり、ナチュラルに見下したりもしています。
妖怪たちは頭領と特別な契約を結ぶわけでも術で自由を奪われるわけでもなく、なんとなく頭領が好きだから、楽しそうだから、今の妖怪王がつまんないから、頭領をやっつけたいから、利害関係が一致したからといった利己的な理由で仲間になります。カードを手に入れても仲間になっていない場合もあります。他の百鬼夜行と掛け持ちしているやつもいます。妖怪は自由気まま、好き勝手に生きているようです。

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