私のオリジン
Your name is...?
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そんなことを話しながら、絵麻と塾までの道を歩いていたときだった。
いつもは閑散としている商店街の一角に人が集まっていた。
よく見ると煙も上がっている。
「なんだろ、すごい人だかり、、」
塾への通り道だったため横切ろうとすると、女の人の悲鳴が聞こえた。
「キャー!敵よ!!」
敵!?こんな身近な場所に出るなんて、、
呆然としていると野次馬達の声が聞こえた。
「てかヒーロー、何で棒立ち?」
「手が出せねえんだよ、中学生が捕まってんだと。もうずっとあのままさ。」
私と同じくらいの年齢の人質がいるなんて、、どうしよう、どうにかしなきゃ
でもヒーローでさえ手が出せないのに、私にできることなんかある訳ない、それに、初めて見る敵、怖い、、
やっぱり私はただここで見ているだけしか、、
その刹那、一人の少年が敵に向かって飛び出して行った
「馬鹿!辞めろ!!」
周りのヒーローの止める声も聞かず、その少年は一人で敵と対峙している。
「----君が、助けを求める顔してた!!」
-----その言葉、その姿を見て、頭を殴られたような衝撃を受けた。
ああ、私は誰かの命が失われようとしているこの瞬間でも、自分のことしか考えていなかった。
情けない、情けない、、変わりたい!!
私も彼のように!!
それが私と、緑谷出久との出会いだった。
いつもは閑散としている商店街の一角に人が集まっていた。
よく見ると煙も上がっている。
「なんだろ、すごい人だかり、、」
塾への通り道だったため横切ろうとすると、女の人の悲鳴が聞こえた。
「キャー!敵よ!!」
敵!?こんな身近な場所に出るなんて、、
呆然としていると野次馬達の声が聞こえた。
「てかヒーロー、何で棒立ち?」
「手が出せねえんだよ、中学生が捕まってんだと。もうずっとあのままさ。」
私と同じくらいの年齢の人質がいるなんて、、どうしよう、どうにかしなきゃ
でもヒーローでさえ手が出せないのに、私にできることなんかある訳ない、それに、初めて見る敵、怖い、、
やっぱり私はただここで見ているだけしか、、
その刹那、一人の少年が敵に向かって飛び出して行った
「馬鹿!辞めろ!!」
周りのヒーローの止める声も聞かず、その少年は一人で敵と対峙している。
「----君が、助けを求める顔してた!!」
-----その言葉、その姿を見て、頭を殴られたような衝撃を受けた。
ああ、私は誰かの命が失われようとしているこの瞬間でも、自分のことしか考えていなかった。
情けない、情けない、、変わりたい!!
私も彼のように!!
それが私と、緑谷出久との出会いだった。