「「「個性把握テスト？？？」」」

え、、今日初日だよね？ていうか入学式は！？
と思っていたら、全く同じ内容をお茶子が代弁してくれた。

相「君たちヒーローを志してるなら、そんな悠長なことしている暇ないよ。」

そして相澤先生からテスト内容と、除籍処分に関して説明があった。
いくら何でも入学式初日に除籍なんて、、でもこれが天下の雄英。
私も浮かれてないで気を引き締めなければ。

私の個性上、今回のテストで大記録を期待できる種目はない。
ソフトボール投げは通常なら肩が外れる勢いで、投げた瞬間に自分の肩を治癒で治す。
長距離走は適宜自分の疲れを個性で癒し常に全力疾走で走る。
基本的に上記のような方法で1位ではないが上位の成績に何とか食い込むことができた。

こんな個性の使い方ができるのも個性訓練と体力強化の賜物だ。

それよりも衝撃的だったのは、私のヒーロー（緑谷出久くんと言うらしい）が最下位だったことだ。
最初はやはり戦闘向き個性じゃないのかと思っていたが、そうでもないらしい。

個性を使いこなせていない、、？

結果最下位だった彼も除籍にならずに済んだので安心したが、
彼への興味は更に深まるのだった。