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昼下がり。
私が門前の掃除をしようとすると、彼はいつものように任務を遂行して帰ってきます。
そして身に合わない丈の箒を持っている私の姿を見つけて、目を細め、
『只今帰りました』
必ず、大切な言葉を掛けるのです。
だから私は、瞳を逸らさず 少しの微笑みを添えて
(暖かい大きな感情を込めて)
『お帰りなさい』
必ず、返すことを決めました。
(これが、私達の最上級の、言葉のやり取り。)
『大好きだ』よりも
『愛してる』よりも
掛けたい言葉があるのです
聞きたい言葉があるのです
きっとこれが
一番相応しい言葉だから
最上級の言葉だから
(END)