人体実験
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「しっつれいしまーす‥」
そうっと沖田さんは『副長自室』の襖を開けた。
相変わらず土方さんは寝入っている。
(「良いですか。ちゃんと首尾良くやって下さいね」)
(「はーい!」)
沖田さんはめちゃくちゃ乗り気で“薬物A”をヘラで掬った。
(「歴史的瞬間ですからね、沖田さん」)
(「歴史的瞬間ですね、春華さん」)
ごくっと生唾を飲んで、沖田さんは慎重にヘラ(薬物A)を土方さんの方へ運んだ。
(「そう、それを‥ そこ。あ、もう少し上の方に。‥はい。次は右に“薬物B”を乗せて‥。‥うん、ばっちり!」)
あとはそのまま、五秒程待つだけ。
五‥
四‥
三‥
二‥
「いってぇぇえぇえ!!!」
「「やったぁ!!」」
土方さんが。あの寝起きが悪い土方さんが!五秒で飛び起きた!
‥って。‥ん?
「あぁ!!!」
「どうしましたか春華さん!!」
「‥五秒の筈が‥‥四秒でした‥っ!!!」
「!!!」
実験失敗!!?
「あぁ!!!」
「どうしましたか沖田さん!!?」
「‥わさびと大根おろしのどちらが効いたのかが分かりませんでした‥っ!!」
「!!!」
実験が‥っ
実験が失敗した‥!!!
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