人体実験
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
実は今は早朝だったりする。
「‥ねぇ、沖田さん」
「はい?」
「実は私‥」
さっきのさっき話しといてなんですが。
「‥人体実験したいんですっ!」
「へっ!!?」
沖田さんはめちゃくちゃ驚いたようで、興味津々に手に取っていた『ダメ、絶(略)』を落とした。
「‥早朝にしか出来ない事なんです‥」
「い、いや。ちょちょちょっと待って下さい!? 実験‥って何やるつもりなんですか!?」
やっちゃダメなんだってこの『ダメ、(略)』で学んだんじゃないんですか!?
と、沖田さんは本を拾い上げて、指を差して言った。
「いや‥。ですからね‥」
そっと耳に舌打ち。
「‥かくかくしかじか‥」
全て話し終わると、沖田さんは思いっきり楽しそうに笑った。
まるで面白い悪戯を思い付いた子供のよう。
「じゃあ、栄えある『わとそん君』には、“あの人”になってもらいましょうか」
「やっぱりそうなりますよね」
二人で意を決して“目的地”に行く前に、台所で“薬物A”と“薬物B”を調達した。
やばい。
実験結果を考えると、笑いが止まらない。
+