utopia
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「――‥平助らしいなぁ」
「えぇ?」
本当に優しくて
誰よりも 平和を愛している。
聞き慣れた下校のチャイムが鳴り響くのを聞いて、初めて つい話し込んでしまった事を知った。
「――っあ、そうだ!これから総司と約束があったんだった!」
「あらら。委員会とっくに終わってるよ?」
「待たせすぎた‥!!」
ごめん平助、また明日! と言って鞄を鷲掴んで教室を出ようとドアに手を掛けた。
と、私はふと もう一度だけ平助の方を見た。
平助は穏やかに笑っていた。
「なぁ、春華」
「んー?」
「俺達、“幸せ”だよな」
+