future
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私達が生まれたのは、人が最も亡くなった世紀だという。
数多の命が消え行く中、生を賜った。
これの意味する事。
大切な大切な、意義だ。
だって、命を賭してまで“未来”へと繋いでくれた人々が居るのだから。
生きなくちゃ、申し訳が立たない。
大切な、命だ。
自分一人のものじゃない。
生きる事は、“権利”であると同時に “義務”でもあるんだ。
生きていくのが辛くなる事もあるだろう。
辛くて苦しくて 立ち止まる事もあるだろう。
そんな時は、空を見上げよう。
月を見上げよう。
花を見据えよう。
そこにはきっと 勇気付けられるような“生”が在るから。
走り行くこの世界の中では 見失いがちな事だけれど
“生きる”事って、本当はもっと単純で 真っ直ぐで、純粋な事。
人間が自然に憧れにも似た感情を抱くのは、そこには ひたむきな“生”が在るから。
生きる事って、それだけで凄い事。
生きたくても生きられない人が居る。
幸せになりたくても それを得る術を持たない人も居る。
生きていくのは難しい。
だからこそ、生きていられる現状に 感謝をしなければ。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
全てに感謝の意を示し、歩んでいく。
真っ直ぐに。
ただ、真っ直ぐに。
「生きていこうね‥“総司”」
「うん、“春華”」
「一緒に‥ 生きていこうね」
「あぁ。一緒に、行こう」
真っ直ぐに、生きていく。
空を見上げて唄を歌おう
光を仰いで
闇すら受け止めて
空に誓って 歩いて行こう
『future』-END