君光失うこと勿れ
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背中が 熱い。
熱いよ
「―――‥沖‥田さん‥っ‥」
嗚呼、視界の隅に、綺蝶が舞っているのが見える。
それは 酷く悲しく、でも美しく。
浅葱のいろに、真っ赤なはなが散る。
綺麗だな。
そんな事を、ぼんやりした意識の中で 呟いた。
嗚呼、沖田さん‥―――
貴方の傍らで添い遂げると 決めたのに
あれだけ この身に誓ったのに
もう ‥貴方の傍に ずっと居てあげられない
私が居なくなったら
貴方はどうなるの‥?
独りに‥するの?
あの 優しく微笑う、私が愛した人を‥
あぁ、貴方に伝えなくちゃいけない言葉があるの。
とても大切な言葉なのに、まだ伝え切れていない。
貴方に、全部伝えなくちゃ‥。
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