開花の時を告げる花
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「‥‥異‥人‥?」
金髪。
「‥でも、子供ですよ‥沖田さん」
蒼眼。
完璧な外人の女の子だった。
「さっきの男がこの子を虐めてたんだ」
「え‥」
「宗次郎いつも言ってるでしょ?『弱いもの虐めは駄目だ』って」
子供達のストレートな意見に、沖田さんは困惑しているようだった。
‥無理も無い。
「‥えっと‥、貴女、日本語喋れる‥?」
「‥?」
少女は私の言葉が分からないのか、泣きそうな目をして 首を傾げた。
日本語が無理となると‥私はあと英語しか話せない。
「えっと‥‥。Can you speak English...?」
「!!‥っ」
少女は緊張の糸が切れたのか 大きな蒼い瞳から涙を零して、私に抱き付いてきた。
どんな思いをして 此処までやってきたのだろう。
小さな肩を震わせているのが感じられて、胸が締め付けられるようだった。
「...Don't worry. You are now in safe hands...」
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