君と空と黒猫と
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〈 ‥‥斬 ‥ 〉
振り下ろす刀が描く軌跡の先に
もう一度だけ 黒猫の姿を見た。
『猫、ですかね』
――そういえば、『彼女』は猫が好きだった――
『新しい時代を 自由に生きるんです。』
――あれは、今は遠き 京の地――
『私が最初に愛してあげますよ。』
木鈴の音がした。
『黒猫が良いかな。』
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