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創作と自己分析(あるいはオリキャラ紹介)

きっかけは、ある漫画と友人の発言だった。
「推しが死ぬなんて無理!!!!!」
作者によって推しの死が明言され、嘆き悲しむ友人が放ったとある一言。具体的には覚えていないが、こんな感じだった気がする。

「1度だけ運命(原作)を変えられる力を持った子を送り込めば良いのでは」

面白そうだな、と思った私は、その子と一緒にオリキャラを作ることを決めた。
私の推しは暗殺者なので、うちの子はターゲットにされそうなお嬢様なんてどうだろう。
でも推しを幸せにしたいなら、幸せが見たいなら、すぐ傍にいる必要がある。
そこで『元お嬢様』『暗殺しに来た彼に一目惚れ、家出を決意』という…初めてとは思えぬパワー系のオリキャラが誕生したのだ。

苗字はお嬢様っぽく「セレニティ」
一般人に擬態出来そうな名前として「ナギ」
爽やかな水色の髪とは対照的な赤いリボンを身につけた『ナギ・セレニティ』




キャラクターの説明はここまでとして、彼女を作った頃の私を思い出してみる。

私は…まだ、自分について何も知らなかった。いや、正確に言うなら「自分」なんて認識してなかった。
見えてる物か、それ以外。
今のように悩み苦しむことも無ければ、やりたいことだけやって、自由に過ごせていた頃だ。

その証拠として、ナギは私の願望を強く反映している。
『好きなキャラの笑顔が見たい』『好きなキャラが幸せならそれでいい』
……この時点で、私は夢女子としての自分を見失っているのだ。

後々、これが二次創作や夢小説といった類のものと認識するのだが…当時は、そんな知識は無かった。むしろ、ネットにすら触れたことが無かったのである。




無知から生まれた、1人の少女。

私にとって最初の、愛しい娘。
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