遠い遠い銀河の果て、ひとつの星にある『研究所』そこには3人の若者が集っていた。

1人は、 研究所が建てられた王国の次期女王候補。
美しく輝く赤い瞳には、平和な国を守りたい、と願う純粋な心が映し出されている。

もう1人は、緑豊かな国のお姫様。
長くて綺麗な青い髪と瞳が特徴的な彼女は、自国の誇りである自然を溢れさせ、分け隔てなく全員を幸せにしたいと考えている。

最後の1人は、唯一の男性。黄色い瞳をもつ彼もまた、一国の王子で自国の技術を活用する方法を模索している。


各国が持つ資源や技術を組み合わせ、様々な問題を解決してきた彼らを、人々は『赤の王』『青の王』『黄の王』と呼んでいた。


しかし彼らの平穏も、永遠には続かなかった。
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