☆百合遊戯☆参【※】
― 9 ―
「柳宿、あたしが朱雀、呼び出したら、あたしの処女、柳宿に、あげる」
「いらない」
「だって…、あたし、柳宿のこと、好きだもん!!あっ」
「いらない」
「柳宿、あたしが朱雀、呼び出したら、あたしの処女、柳宿にあげる。だって、あたし、柳宿のこと好きだもん」
「ンもぉ、聞こえてるわよっ!聞こえた上で、言ってンのぉ」
柳宿は、まだ太ももにまたがったままでいる美朱の身体を、ぐいっ、と、引き離す。
「結構、勇気出して、言ったンですけどぉ!?」
「いらなーい」
「なんでー?!」
不思議そうな顔をする美朱。
「だってェ、あんたが朱雀、呼び出してるってことは、あたしが、女になってるってことだもんッ♡朱雀の力でっ♡」
(柳宿、なんて性格してッ………、でも、好きッ♡)
「じゃ、じゃあ、柳宿のヴァージン、あたしに、ちょーだいっ!!」
「やーよ。アタシのヴァージンは、星宿様にアゲルのッ♡」
「ずっる~い!」
「ずるくないっ」
キッ、と、美朱を睨む柳宿。
「じゃ、キスして」
キスをせがむ美朱。
「ディープキスして」
口を開ける美朱。
「あたし、柳宿の唾液、飲みたい」
(いいけど。あたしの飲んだ口だけど)
柳宿は、美朱の口に自分の舌を入れ込むと見せかけて、
美朱の上唇を軽く舐め、それから、美朱の下唇を軽く舐めた。
そして、上唇を軽く吸い、舌を入れ込むと見せかけて、
下唇を軽く吸い、
今度は、舌を入れ込むと見せかけて、上唇を軽くはみ、
今度こそ、舌を入れ込むと見せかけて、下唇も軽くはんだ。
ガマンできなくなった美朱は、自分から、柳宿に唇を押し付け、舌を入れ込み、舌を絡ませ、舌を吸う。
柳宿がその舌を、入れ込み返して、絡ませ返し、吸い返す。
互いの唾液が混ざり合い、甘く爽やかな、
とはいかないが、苦く官能的な、キスをする。
「アッ、アッ、アッ♡ン~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡」
キスだけで、イッてしまう。
美朱は、しばらく柳宿の唇からはなれずに、
アソコを、くちゅくちゅ、と、下着の中を濡らす。
「ハァ、、おいしかったぁ♡」
三大欲求の二つが満たされ、満足気に言う美朱。
「アタシのだもん♡」
ぺろり、と、小さな舌を出して言う柳宿。
(なーに、ほめるとすぐこれだっ)
(でも、黙っとこ。フェ〇の後、もうディープキスしない、やっぱマズいから、って、言われたらイヤだから)
と、心の中で思う美朱。
草木も眠る、森の木陰で、眠らない、ふたりの乙女が、
なにか願いを込めるよう、また、唇を重ね合わせると、
天上に、明るい星が、ひとつ、流れた。
to be continued
「柳宿、あたしが朱雀、呼び出したら、あたしの処女、柳宿に、あげる」
「いらない」
「だって…、あたし、柳宿のこと、好きだもん!!あっ」
「いらない」
「柳宿、あたしが朱雀、呼び出したら、あたしの処女、柳宿にあげる。だって、あたし、柳宿のこと好きだもん」
「ンもぉ、聞こえてるわよっ!聞こえた上で、言ってンのぉ」
柳宿は、まだ太ももにまたがったままでいる美朱の身体を、ぐいっ、と、引き離す。
「結構、勇気出して、言ったンですけどぉ!?」
「いらなーい」
「なんでー?!」
不思議そうな顔をする美朱。
「だってェ、あんたが朱雀、呼び出してるってことは、あたしが、女になってるってことだもんッ♡朱雀の力でっ♡」
(柳宿、なんて性格してッ………、でも、好きッ♡)
「じゃ、じゃあ、柳宿のヴァージン、あたしに、ちょーだいっ!!」
「やーよ。アタシのヴァージンは、星宿様にアゲルのッ♡」
「ずっる~い!」
「ずるくないっ」
キッ、と、美朱を睨む柳宿。
「じゃ、キスして」
キスをせがむ美朱。
「ディープキスして」
口を開ける美朱。
「あたし、柳宿の唾液、飲みたい」
(いいけど。あたしの飲んだ口だけど)
柳宿は、美朱の口に自分の舌を入れ込むと見せかけて、
美朱の上唇を軽く舐め、それから、美朱の下唇を軽く舐めた。
そして、上唇を軽く吸い、舌を入れ込むと見せかけて、
下唇を軽く吸い、
今度は、舌を入れ込むと見せかけて、上唇を軽くはみ、
今度こそ、舌を入れ込むと見せかけて、下唇も軽くはんだ。
ガマンできなくなった美朱は、自分から、柳宿に唇を押し付け、舌を入れ込み、舌を絡ませ、舌を吸う。
柳宿がその舌を、入れ込み返して、絡ませ返し、吸い返す。
互いの唾液が混ざり合い、甘く爽やかな、
とはいかないが、苦く官能的な、キスをする。
「アッ、アッ、アッ♡ン~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡」
キスだけで、イッてしまう。
美朱は、しばらく柳宿の唇からはなれずに、
アソコを、くちゅくちゅ、と、下着の中を濡らす。
「ハァ、、おいしかったぁ♡」
三大欲求の二つが満たされ、満足気に言う美朱。
「アタシのだもん♡」
ぺろり、と、小さな舌を出して言う柳宿。
(なーに、ほめるとすぐこれだっ)
(でも、黙っとこ。フェ〇の後、もうディープキスしない、やっぱマズいから、って、言われたらイヤだから)
と、心の中で思う美朱。
草木も眠る、森の木陰で、眠らない、ふたりの乙女が、
なにか願いを込めるよう、また、唇を重ね合わせると、
天上に、明るい星が、ひとつ、流れた。
to be continued