☆百合遊戯☆弐【※】

― 6 ―


「また気持ち良くなっちゃった♡

こんな気持ちイイこと覚えちゃったら、

もう、ひとりエッチなんてできないよ」

制服のスカートに、寄ったしわを直しながら美朱が言う。

「こんな気持ちイイのに、………柳宿は、いいの?」

(ん?)

美朱が、伸ばそうとした手を、するり、と、すり抜ける柳宿。

「じゃ♡アタシ、これから、行くとこあるから♡美朱は、早く寝なさい♡気を付けて帰るのよ♡じゃあね~♡」

女装の衣装の袖を振り、ルンルンルン~♪と、どこかへ消えてゆく。

その場に取り残される、ノーパンの美朱。

(柳宿って、穢れてるのか、清らかなのか、どっちなのかしら)

う~ん、と、首をかしげる。

朱雀の巫女と朱雀七星士。
貞操を、全然、守れているのか、いないのか、答えは、青い月の裏側の、二人なのでした☆


The END
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