☆百合遊戯☆壱【※】

─ 3 ─



「こんなのはじめて♡

こんな気持ちよかったら……また、、したくなっちゃう」

制服のスカートに、寄ったしわを直しながら美朱が言う。

「いつでも、ど~ぞ~♡」

「ありがとう。柳宿って、優しいのね♡ 鬼宿たちには、内緒ね」


ひとまず熱も下がり、サッパリした顔で、彼氏の元へ戻ってゆく美朱。

「わかってる~♡ んふふ♡」

女装の衣装の袖を振って、美朱を見送る柳宿。

(あのコが発情してると、フェロモンで、星宿様が、よく、アタシのこと、呼んでくれるのよね♡)

(みーちゃんには、もっと、エッチなカラダになってもらってェ、年中発情しててもらわないと♡)

(次は、そーねぇ、うーん、貞操帯でも、使おうかしら♡)

ルンルン~♪と、どこかへ消えてゆく柳宿。

朱雀の巫女と朱雀七星士。
結局、利害一致の二人なのでした☆


The END
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