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クジャ+ジタまとめ

ジタン「何だよ……1人でボーっとして…」

クジャ「別に君には関係ないだろう」

傷はゆっくりと回復してきてもある。

今はビビ達と一緒に外に歩けるぐらいになったし、人を馬鹿にするような性格を見るにいい意味でいつものクジャに戻ってきてるということだ。

クジャ「…段々と近ずいているんだよ…1日過ぎるのが驚く程に早くてね……こんな古臭い部屋も懐かしく感じてしまう」

ピアノでも弾くような長い指は少し震えていてジタンはそれを包み込むように手を繋いだ。

ひとりじゃない……そんなことを今のクジャには言えなかった。

もしかして今日消えてしまうのかもしれない。明日かも知れないし明後日かも……ほんとはもっと怖いんだ、自分には分からないけど少しでも気持ちを分かってあげたかった。

ジタン「明日はミコトもビビも…村のみんな連れてどこか遊びに行こう!

海でも山でもチョコボだって見に行けるしトレノは難しいかも知れないけど、エーコに頼めばコンデヤ・パタだっていける!」

クジャ「フフッ……君はまだまだ子供だね」

ジタン「そうかい?

お前に合わせてるっていったらどうする?」

クジャ「それでも子供だよ…僕にとっては…」

バタバタと聞こえる足音、ベッドの前にビビ椅子を置いて今日あったことをクジャに楽しそうに話していた。

それを聞くクジャは不満そうな顔をしているが、今日はどこか幸せそうだった。
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