エレットとセレナーデの館

朝の日差しが眩しい今日この頃…。
ルカが慌てた様子で、二階に上がってくる。


ルカ「みんな!依頼、来たよ!!」

アヴァン「まじで!?」


目を輝かせて喜ぶアヴァン。
それを見て、シュールはため息をつく。


シュール「大げさすぎるだろ」

アヴァン「お前、この依頼いつぶりだと思ってんだ!!」

シュール「えーっと、二週間ぶりだったか」

アヴァン「それまで!ここ!閑古鳥なりっぱなし!!
 俺の副業が本業になるとこだった!!」

シュール「あ?お前に副業とかあんの?」

ルカ「アヴァンの副業は修理屋だよ。
 機械とか詳しいから、昔っから壊れた機械見つけては直してるんだよ」

シュール「知らんかった」

アヴァン「さてはお前、俺がアーウィング号という立派な飛行船を持ってることを知らないな?」

シュール「おう、今初めて聞いたわ」

アヴァン「なんで俺の機械技術、知名度低いわけっ!!」

ルカ「そんな事より依頼の…って、二人だけなの?」

シュール「あぁ、シロンとクロンは朝から出かけてったな。
 シズルはまぁ、いつものこと。
 エレットは…アイツは珍しいな」

アヴァン「あー、確かに…まぁ、そのうちって事で。
 で、どんな依頼だ?」

ルカ「えっと、依頼は──」
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